政府は必ず嘘をつく 増補版

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年04月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
232
ISBN:
9784040820606

政府は必ず嘘をつく 増補版

  • 著者 堤 未果
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年04月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
232
ISBN:
9784040820606

国民が政策で疑問に思うことは、すべて同一線上にあった――

「国民に真実が閉ざされる中、これからの時代をどう生き抜いていけばいいのか」。
 9・11以降、貧困化が加速するアメリカの惨状に3・11後の日本が酷似し、「ショック・ドクトリン」により格差が進んだアメリカを検証しながら、悪い情報は隠ぺいされる中、いかに真実に近づけるかを追った『政府は必ず嘘をつく』。東日本大震災から1年後の2012年2月に刊行した同著で警告した懸念事項の数々が、次々に現実となっている。原発事故・放射能に関する情報隠ぺい、ISDS条項(投資家対国家間の紛争解決条項)の怖さも知らずに推し進めるTPP、日本が世界に誇る医療制度である国民皆保険の存続危機とジェネリック医薬品をめぐるアメリカの狙いなど。2012年以降に起こっている諸問題に早くから警鐘を鳴らしていた同著は、その原点をとらえたものとして、今こそ読んでもらいたい内容といえる。
 さらに増補版では、巻末に袋とじで、安倍政権下でついに調印されたTPPの国民に知らされていない真相、導入後も否定的な意見が後を絶たないマイナンバー制度の危険な罠などについて緊急レポート。
 国政選挙を控え、与党が3分の2を占めた後に進めようとしている強権的な政治に対して、国民は何を考え、どう行動をとればいいのか。真実の情報を見抜くことの大切さと、国民が今やるべきことは何かについてまとめていく。
「国民に真実が閉ざされる中、これからの時代をどう生き抜いていけばいいのか」。
 9・11以降、貧困化が加速するアメリカの惨状に3・11後の日本が酷似し、「ショック・ドクトリン」により格差が進んだアメリカを検証しながら、悪い情報は隠ぺいされる中、いかに真実に近づけるかを追った『政府は必ず嘘をつく』。東日本大震災から1年後の2012年2月に刊行した同著で警告した懸念事項の数々が、次々に現実となっている。原発事故・放射能に関する情報隠ぺい、ISDS条項(投資家対国家間の紛争解決条項)の怖さも知らずに推し進めるTPP、日本が世界に誇る医療制度である国民皆保険の存続危機とジェネリック医薬品をめぐるアメリカの狙いなど。2012年以降に起こっている諸問題に早くから警鐘を鳴らしていた同著は、その原点をとらえたものとして、今こそ読んでもらいたい内容といえる。
 さらに増補版では、巻末に袋とじで、安倍政権下でついに調印されたTPPの国民に知らされていない真相、導入後も否定的な意見が後を絶たないマイナンバー制度の危険な罠などについて緊急レポート。
 国政選挙を控え、与党が3分の2を占めた後に進めようとしている強権的な政治に対して、国民は何を考え、どう行動をとればいいのか。真実の情報を見抜くことの大切さと、国民が今やるべきことは何かについてまとめていく。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

増補版まえがき
プロローグ:ウォール街デモが意味するもの
第1章:政府や権力は嘘をつくものです
第2章:「違和感」という直観を見逃すな
第3章:真実の情報にたどりつく方法
エピローグ:3・11~未来へ
巻末袋とじ

「政府は必ず嘘をつく 増補版」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ★★★☆☆TPPによって日本の国民皆保険制度が骨抜きにされるというのは筆者がこれまでも主張してきた。TPPで薬価が上がると、①は薬は保険外に、②自己負担が三割から七、八割に上る、③病院の診断報酬が減り、病院が倒産を ★★★☆☆TPPによって日本の国民皆保険制度が骨抜きにされるというのは筆者がこれまでも主張してきた。TPPで薬価が上がると、①は薬は保険外に、②自己負担が三割から七、八割に上る、③病院の診断報酬が減り、病院が倒産を回避するために自由診断メニューを増やしたり、お金のある患者を優先的に選ぶようになる。TPPで74000人も日本で失業者が出るという。TPP条約のISDS裁判によって邪魔な日本の制度は骨抜きにされるだろう。ISDS裁判は勝訴したらその国の議会を通さずに法律を緩められるのだ。 …続きを読む
    かわうそ
    2016年10月04日
    77人がナイス!しています
  • TPPでも政府は噓をつく:2010年10月突如としてマスコミに現れた。投資家や企業にとってバラ色の未来。ISDS条項(企業利益を損なう規制には、国を相手に訴訟を起こす権利)付き(76頁)。従順な人間を作る教 TPPでも政府は噓をつく:2010年10月突如としてマスコミに現れた。投資家や企業にとってバラ色の未来。ISDS条項(企業利益を損なう規制には、国を相手に訴訟を起こす権利)付き(76頁)。従順な人間を作る教育ファシズム:アメリカの失われた10年で最も打撃の公教育。コーポラティズムで、愛国者法と落ちこぼれ法が、異なる意見をつぶす空気拡大をもたらす(146頁)。民主主義の基本は少数意見の尊重で、最後に多数決だったはず。米国から翻って日本の原発で、東電は、瓦礫処理にかかる費用を一切負担しなくていいどころか、 …続きを読む
    壱萬弐仟縁
    2016年12月11日
    49人がナイス!しています
  • 増補版を出すということは、予想以上に国が危ないというサインです。◆再読することで忘れかけていたことを思い出しただけでなく、理解度が増したかも。◆原発事故の隠蔽もTPP、イスラム圏の紛争、ショック・ドクトリ 増補版を出すということは、予想以上に国が危ないというサインです。◆再読することで忘れかけていたことを思い出しただけでなく、理解度が増したかも。◆原発事故の隠蔽もTPP、イスラム圏の紛争、ショック・ドクトリンのことも堤さんが根っこを掴んだ感じです。《コーポラティズム》政府が代理店を通じグローバル企業と癒着し、メディアも吸収。一部のための政治になり、国民には情報どころか選択肢も与えぬ非道。あえてリベラル×保守に見せかけ、実は両者とも企業からの献金で意味がない。デモや選挙も緻密な計算で行われていたものでした。↓ …続きを読む
    よこしま
    2016年05月08日
    33人がナイス!しています

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