牢獄の花嫁

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041027578
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牢獄の花嫁

  • 著者 吉川 英治
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041027578

伝説の名与力、ここに復活

息子の郁次郎と許嫁の花世とともに、余生を送るのを楽しみにしていた元名与力・塙江漢。増上寺で見つかった女の死骸の犯人に、郁次郎が犯人にされてしまう。息子の無実を暴くため、江漢が黒幕に立ち向かう。 息子の郁次郎と許嫁の花世とともに、余生を送るのを楽しみにしていた元名与力・塙江漢。増上寺で見つかった女の死骸の犯人に、郁次郎が犯人にされてしまう。息子の無実を暴くため、江漢が黒幕に立ち向かう。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「牢獄の花嫁」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 新装版。江戸と大坂の名探偵が激突する娯楽作。塙隼人は南町奉行所で十手捕物で鬼才と称された名与力、今は隠居して江漢という号を名乗っている。その江漢の息子・郁次郎が女笛師の殺害犯人として捕らえられた。たま 新装版。江戸と大坂の名探偵が激突する娯楽作。塙隼人は南町奉行所で十手捕物で鬼才と称された名与力、今は隠居して江漢という号を名乗っている。その江漢の息子・郁次郎が女笛師の殺害犯人として捕らえられた。たまたま大坂の奉行所を致仕して江戸へ出ていた羅門塔十郎が、南町へ加担し理詰めの追及で郁次郎を捕縛させたのである。息子を救おうと奔走する江漢だが・・・。先日、半世紀ぶりに「新・平家物語」の最後の方をを再読したが、今こういう本を手に取ると、作者の持っていたのであろう父子の情が強烈に伝わってくる。★3.5 …続きを読む
    ソババッケ
    2015年07月08日
    7人がナイス!しています
  • 本日読了。本書は昭和6年キングに連載された作品。吉川英治といえば、鳴門秘帖や神州天馬峡などの伝奇もの、宮本武蔵などが有名ですが、こちらは江戸中期とおぼしき頃の捕物帖である。引退したかつての江戸町奉行所 本日読了。本書は昭和6年キングに連載された作品。吉川英治といえば、鳴門秘帖や神州天馬峡などの伝奇もの、宮本武蔵などが有名ですが、こちらは江戸中期とおぼしき頃の捕物帖である。引退したかつての江戸町奉行所与力が、殺人事件の容疑者となった息子の無実を証すために尽力するストーリー。キング連載の娯楽ものなので、講談調の文章にややなれるのに手間取りましたが、中盤以降のめまぐるしい展開に目が離せず結構楽しめました。吉川英治にこんな作品もあったとは意外でした。 …続きを読む
    Kotaro Nagai
    2020年12月02日
    6人がナイス!しています
  • 最初はこんなページ数読めるかと不安になりましたが、これは面白い!途中からひやひやしどうしで、先が気になるは寝なくてはいけないはで大変でした。吉川英治はこんな話も書いていたのかと新しい発見でもありました 最初はこんなページ数読めるかと不安になりましたが、これは面白い!途中からひやひやしどうしで、先が気になるは寝なくてはいけないはで大変でした。吉川英治はこんな話も書いていたのかと新しい発見でもありました。 …続きを読む
    たま
    2018年09月11日
    2人がナイス!しています

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