吸血鬼ドラキュラ

吸血鬼ドラキュラ

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年05月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
672
ISBN:
9784041014424
label

吸血鬼ドラキュラ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年05月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
672
ISBN:
9784041014424

不死者と人間の闘いが、いま、幕を開ける!

ヨーロッパの辺境、荒れ果てた城に住むドラキュラ伯爵。彼は昼に眠り、夜は目覚める吸血鬼であった――。人の生き血を求め闇を徘徊するドラキュラ伯爵。不死者と人間の闘いが、いま始まろうとしている……。 ヨーロッパの辺境、荒れ果てた城に住むドラキュラ伯爵。彼は昼に眠り、夜は目覚める吸血鬼であった――。人の生き血を求め闇を徘徊するドラキュラ伯爵。不死者と人間の闘いが、いま始まろうとしている……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「吸血鬼ドラキュラ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 読む前は、吸血鬼ドラキュラが跳梁跋扈する奇譚小説だとばかり思っていたが、実は厳密な構造を持った本格小説だった。これほど、読後に先入観が大きく変化する作品も珍しい。全編は、主要な登場人物たちの日記や書簡 読む前は、吸血鬼ドラキュラが跳梁跋扈する奇譚小説だとばかり思っていたが、実は厳密な構造を持った本格小説だった。これほど、読後に先入観が大きく変化する作品も珍しい。全編は、主要な登場人物たちの日記や書簡で構成されており、そうした彼らの体験談を通してドラキュラ伯爵の姿が浮かび上がってくるという小説作法をとっている。当時流行した形式らしいが、それにしても実に巧みにその方法を駆使している。陰鬱なロンドンと、さらに凄惨なまでの様相を見せるトランシルヴァニアの情景描写も効果を上げている。まさに世紀末文学である。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2015年10月16日
    322人がナイス!しています
  • 吸血鬼物語の代名詞的名作怪奇物語。クリストファー・リー主演の映画(1958年)を少年時代に見てその凄さを知ったが、原作を読んだのは初めて。物語の構成、ドラキュラ伯爵を始め、主人公ミーナ、ジョナサン、ヴァン 吸血鬼物語の代名詞的名作怪奇物語。クリストファー・リー主演の映画(1958年)を少年時代に見てその凄さを知ったが、原作を読んだのは初めて。物語の構成、ドラキュラ伯爵を始め、主人公ミーナ、ジョナサン、ヴァン・ヘルシング博士などの的確な描写等、見事なつくりであり、一気に読みこみ、映画では得られぬホラー感覚をふんだんにに味わった。被害者に血液型の知識がないまま輸血を繰り返したり19世紀末の匂いがぷんぷんと漂うが、そのストーリーは今日でも十分に通用する。「傑作」と言えよう。G1000。 …続きを読む
    まふ
    2024年01月03日
    126人がナイス!しています
  • 元祖ドラキュラ本ですね。黒マントの姿を想像しがちですが、ここで描かれているのはそんな姿とはかけ離れたものでした。日記や書簡という文体で描かれているのには恐怖などの様々な感情を呼び起こされ、物語に惹き込 元祖ドラキュラ本ですね。黒マントの姿を想像しがちですが、ここで描かれているのはそんな姿とはかけ離れたものでした。日記や書簡という文体で描かれているのには恐怖などの様々な感情を呼び起こされ、物語に惹き込まれていきます。書き手側の感覚は感じられるのに、肝心のドラキュラ伯爵は殆ど登場しないのが意外でした。殆どが主観なので、展開の仕方は面白かったです。ホラーのようなエンタメ性もありますが、ゴシック小説としても楽しめました。怪奇小説の古典として読み継がれてきただけある傑作です。 …続きを読む
    優希
    2015年07月05日
    73人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品