- 著者 柳田 国男
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784044083199
昔話と文学
- 著者 柳田 国男
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784044083199
昔話から、日本人の自然観や生活理想、信仰心を探る
「竹取翁」「花咲爺」「かちかち山」などの有名な昔話(口承文芸)を取り上げ、『今昔物語集』をはじめとする説話文学との相違から、その特徴を考察。丹念な比較で昔話の宗教的起源や文学性を明らかにする。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「昔話と文学」感想・レビュー
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昔話の類似を国内のみならず諸外国の伝承までひっくるめて比較検討してくれるのは興味深かった。定型にパッケージングされた作品ではなく、口承により変化していく生きものとしての昔話だからこそ特異な意味をもつ比 …続きを読む2020年04月26日2人がナイス!しています
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昔話がどの様に語られてきたかが説かれる。昔話も元を辿れば神話へ到るということで、神話との関連は特に興味深い。また、諸国を遍歴したという芸能民が、各地に物語を広げる上で果たした役割にも関心が向く。私の故 …続きを読む2018年05月05日2人がナイス!しています
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昔話と文学の関係性の考証。一例となっている『竹取物語』を見ても、最古の説話文学などと言われているものの、古来より各地に伝わる竹取翁の昔話や羽衣説話、富士山信仰をベースとしており、作者自身の技巧が凝らさ …続きを読む2014年03月08日2人がナイス!しています