- 著者 柳田 国男
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年06月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784044083151
先祖の話
- 著者 柳田 国男
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年06月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784044083151
あの世とこの世を行き来する先祖と家の繋がりを明らかにする
人は死ねば子孫の供養や祀りをうけて祖霊へと昇華し、山々から家の繁栄を見守り、盆や正月にのみ交流する――膨大な民俗伝承の研究をもとに、日本人の霊魂観や死生観を見いだす。戦下で書かれた晩年の傑作。
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「先祖の話」感想・レビュー
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日本人にとって「先祖」とは何なのか、古来からの日本人の死後の観念、祖霊に対する信仰の変遷などを、日本各地の民俗事例から考察していく一冊。本文の内容も大変おもしろいですが、特に印象的なのは巻頭の「自序」 …続きを読む2020年11月30日25人がナイス!しています
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昭和20年の作品だが、書かれている内容は、幼い頃の記憶にあるものや10年位前東北地方で見た光景もあり、当時は何気なく見ていた事に深い意味がある事を知った。家督という言葉は好ましく思わなかったが、先祖供 …続きを読む2018年01月30日17人がナイス!しています
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昭和二十年、空襲警報が鳴り響くなかで、戦争に負けたあとを見据え、立ち直るための材料を提供するのだと書かれた一冊。戦地で、あるいは空襲で、当たり前のものとなってしまった「死」、しかもそれは、自らを祀る子 …続きを読む2013年10月25日17人がナイス!しています