スターティング・オーヴァー

スターティング・オーヴァー

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
242
ISBN:
9784048660013
label

スターティング・オーヴァー

  • 著者 三秋 縋
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
242
ISBN:
9784048660013

ウェブで話題の新人作家、ついにデビュー。

 二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。全てをやり直す機会を与えられた僕だったけど、いくら考えても、やり直したいことなんて、何一つなかった。僕の望みは、
「一周目の人生を、そっくりそのまま再現すること」だったんだ。
 しかし、どんなに正確を期したつもりでも、物事は徐々にずれていく。幸せ過ぎた一周目の付けを払わされるかのように、僕は急速に落ちぶれていく。――そして十八歳の春、僕は「代役」と出会うんだ。変わり果てた二周目の僕の代わりに、一周目の僕を忠実に再現している「代役」と。
 ウェブで話題の新人作家、ついにデビュー。
 二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。全てをやり直す機会を与えられた僕だったけど、いくら考えても、やり直したいことなんて、何一つなかった。僕の望みは、
「一周目の人生を、そっくりそのまま再現すること」だったんだ。
 しかし、どんなに正確を期したつもりでも、物事は徐々にずれていく。幸せ過ぎた一周目の付けを払わされるかのように、僕は急速に落ちぶれていく。――そして十八歳の春、僕は「代役」と出会うんだ。変わり果てた二周目の僕の代わりに、一周目の僕を忠実に再現している「代役」と。
 ウェブで話題の新人作家、ついにデビュー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「スターティング・オーヴァー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • かなりお久しぶりの三秋さん。今回はデビュー作です。ということでまず読んで改めて思ったのは、才能の塊。本当に一作一作いい意味で展開を裏切ってくれて、そして面白さを裏切らない貴重な作家さんだなぁと改めて感 かなりお久しぶりの三秋さん。今回はデビュー作です。ということでまず読んで改めて思ったのは、才能の塊。本当に一作一作いい意味で展開を裏切ってくれて、そして面白さを裏切らない貴重な作家さんだなぁと改めて感じました。間違いなくこの人にしか書けない作品を書いています。この方は現代の文学と言ってもいい感性の捉え方ができる作家さんですね。今でも売れている作家さんなんでしょうけど、正直、もっともっと売れていい小説家の1人ブログにてhttps://sui-sei.net/スターティングオーヴァ-あらすじ-ネタバレ-感想/ …続きを読む
    ☆彗星☆
    2022年03月16日
    182人がナイス!しています
  • 初めて三秋さんの作品読みました!こちらの作品はデビュー作とのこと。2周目の人生を10歳からやり直すことになった主人公。ありそうな設定でありながら意外な展開で先が気になり一気読み!淡々と主人公の語りで進ん 初めて三秋さんの作品読みました!こちらの作品はデビュー作とのこと。2周目の人生を10歳からやり直すことになった主人公。ありそうな設定でありながら意外な展開で先が気になり一気読み!淡々と主人公の語りで進んでいき惹き込まれます*タイムリープものなので非現実的ですが2周目の人生が思うように進まないところがリアル。少しの違いで人は変わってしまうし、変われるんだなと改めて思いました。幸せについて考えさせられます*後半泣いてしまいました。とても良かったです!『三日間の幸福』も良さそうなのでそちらも読むの楽しみです! …続きを読む
    ❁かな❁
    2016年12月27日
    161人がナイス!しています
  • 順風満帆な1週目の人生を突然10年前からやり直すことになった主人公の物語。この著者の作品はどうしようもなく歪んでる印章が強いが、だからこそ現実味を帯びて感じられる。綺麗事を並べるだけのハッピーエンドとは 順風満帆な1週目の人生を突然10年前からやり直すことになった主人公の物語。この著者の作品はどうしようもなく歪んでる印章が強いが、だからこそ現実味を帯びて感じられる。綺麗事を並べるだけのハッピーエンドとは一味違って...周りから見ればどん底の不幸だけど、"そこ"にいるからこそ気付ける幸せっていうものが確かに在ると思います。2週目の彼が1週目の記憶に囚われながらもそれを手にすることが出来たのは正に「不幸中の幸い」でした。..話は変わりますが、作中で披露された歩く速度に関する彼の持論には頷かされました(笑) …続きを読む
    K
    2018年06月28日
    128人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品