いたいのいたいの、とんでゆけ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
370
ISBN:
9784048668569

関連作品有り

いたいのいたいの、とんでゆけ

  • 著者 三秋 縋
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2014年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
370
ISBN:
9784048668569

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。

「私、死んじゃいました。どうしてくれるんですか?」
 何もかもに見捨てられて一人きりになった二十二歳の秋、僕は殺人犯になってしまった――はずだった。
 僕に殺された少女は、死の瞬間を“先送り”することによって十日間の猶予を得た。彼女はその貴重な十日間を、自分の人生を台無しにした連中への復讐に捧げる決意をする。
「当然あなたにも手伝ってもらいますよ、人殺しさん」
 復讐を重ねていく中で、僕たちは知らず知らずのうちに、二人の出会いの裏に隠された真実に近付いていく。それは哀しくも温かい日々の記憶。そしてあの日の「さよなら」。

メディアミックス情報

NEWS

「いたいのいたいの、とんでゆけ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【殺したのは好きな人でした】 ▼虚ろな雰囲気が漂う作品。僕と少女の歪で不健全な恋愛を描く。登場人物は誰も刹那的で死を意識させられる。憂鬱な秋雨にぴったりな作品だった。 【殺したのは好きな人でした】 ▼虚ろな雰囲気が漂う作品。僕と少女の歪で不健全な恋愛を描く。登場人物は誰も刹那的で死を意識させられる。憂鬱な秋雨にぴったりな作品だった。
    ハッシー
    2016年09月20日
    237人がナイス!しています
  • あとがきの表現を借りると、湯上と日隅はまさしく「二度と抜け出せない穴」に落ちた人たちで、しかもその穴は、おそらくこれまで(『寄生虫』まで)に三秋さんが描いてきた人間の中でも、特に暗く深い穴だった。だか あとがきの表現を借りると、湯上と日隅はまさしく「二度と抜け出せない穴」に落ちた人たちで、しかもその穴は、おそらくこれまで(『寄生虫』まで)に三秋さんが描いてきた人間の中でも、特に暗く深い穴だった。だからこそ燦然と輝くのが、”復讐”と”点数稼ぎ”のあの日々であり、彼との記憶さえ〈なかったこと〉にする前のあの美しい寄り添いの光景なのだろう。〈先送り〉が解除された後の状態は明言されないが、ともかく二人は、結局きちんとくたばってくれるはずだ。優しい嘘ではない、二人が確信した〈あれ〉が、どうかそこにありますように。 …続きを読む
    めでゅう
    2017年12月12日
    181人がナイス!しています
  • 著者があとがきで触れている通り、「落とし穴の中で幸せそうにしている人」の物語。これ以上の表現は思いつかないし、あっても蛇足に感じてしまう。『スターティング・オーヴァー』でも感じたが、不幸中の幸いを描か 著者があとがきで触れている通り、「落とし穴の中で幸せそうにしている人」の物語。これ以上の表現は思いつかないし、あっても蛇足に感じてしまう。『スターティング・オーヴァー』でも感じたが、不幸中の幸いを描かせたら三秋縋の右に出る者はいないでしょう。生きるには希望が必要で、\先送り\はその希望を見せてくれるが、それ自体が希望なのではないところがこの作品の秀逸な点。どんな過去や未来を選択するにしても、その幸せが自分の手で掴み取ったものだからこそ、その姿を見た読者にとっての救いや慰めになり得ているのではないだろうか。 …続きを読む
    K
    2019年01月12日
    158人がナイス!しています

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