神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選 電子版

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発売日:
2014年10月09日
商品形態:
電子書籍

神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選

  • 著者 柳田 国男
  • 編者 大塚 英志
発売日:
2014年10月09日
商品形態:
電子書籍

神隠しに人々が託した思いとは

自らを神隠しに遭いやすい気質と定義したロマン主義者であり、一方で、社会を冷徹に見通し、たとえば普通選挙の実現を目指すなど変革者でもあった柳田。30もの論考から、その双極性を見通すアンソロジー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 柳田の膨大な著作の中から神隠しや隠れ里に関する論考を選んだアンソロジー。ただこのテーマと編者の意図するロマンスと社会学の二面性という双方を選んでいるせいか、全体的にまとまりに欠けているような印象を受け 柳田の膨大な著作の中から神隠しや隠れ里に関する論考を選んだアンソロジー。ただこのテーマと編者の意図するロマンスと社会学の二面性という双方を選んでいるせいか、全体的にまとまりに欠けているような印象を受けた。ただそれ故か、かえってあまり目にする機会のない話が多数含まれているのはありがたい。今まであまりにも有名だが読む機会のなかった「故郷七十年」中の布川の絵馬の話や神戸のおばさん、青空に星を見た話や「甲賀三郎の話」における説話と語りの伝播、耳たぶに穴のある話等、小さい論考まで隅々まで興味深い論考ばかりであった。 …続きを読む
    HANA
    2014年12月04日
    50人がナイス!しています
  • 柳田國男の文章の中から、神隠しと隠れ里に関するものを集めた作品集。/随筆からいかにも民俗学なものまで、読む側も姿勢を定め難い本だった。第一部の神隠しについては少々退屈。しかし神隠しの第一部に小児生存権 柳田國男の文章の中から、神隠しと隠れ里に関するものを集めた作品集。/随筆からいかにも民俗学なものまで、読む側も姿勢を定め難い本だった。第一部の神隠しについては少々退屈。しかし神隠しの第一部に小児生存権についての文章を入れると言うことは、やはり神隠しは不慮の死亡(事故・事件含む)や口減らし、人身売買を示す隠語だったのか?隠れ里についての第二部、甲賀三郎の伝承が東日本と近畿で異なることを、地域に占める宗教のウェイトに絡めた考察は興味深かった。伝説の系統と分類も、各地の伝説はわずか十数種類に分類できると言う…。 …続きを読む
    イトノコ
    2021年09月16日
    22人がナイス!しています
  • 新しい時代にしていくためには、今まで語られてきたことの本質を見定めなければならない。荒唐無稽な、そんなわけのわからないことがあるわけがないという民間伝承がなぜ語られているのか。それも、神隠しや隠れ里と 新しい時代にしていくためには、今まで語られてきたことの本質を見定めなければならない。荒唐無稽な、そんなわけのわからないことがあるわけがないという民間伝承がなぜ語られているのか。それも、神隠しや隠れ里といった異界は、日本各地で語られているのはどうしてだろう。おそらく何か不可解なことがあったのだろうが、それを説明する装置として異界が使われるのである。でも、異界は語る人々にとっては憧れだったのかもしれない。そんな憧れを紐解こうとすることが、憧れの国を目指すために必要だったのかもしれない。 …続きを読む
    寝落ち6段
    2021年06月23日
    14人がナイス!しています

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