• 今回の舞台は「枕草子」。男社会の中でも鋭すぎる機智の刃を隠そうとしない清少納言と幼少時に父を亡くし、後ろ盾を持たない状況で生きるしかなかったゆえに冷徹極まる藤原行成。共通項は嫉妬含みの敵の多さと理解者 今回の舞台は「枕草子」。男社会の中でも鋭すぎる機智の刃を隠そうとしない清少納言と幼少時に父を亡くし、後ろ盾を持たない状況で生きるしかなかったゆえに冷徹極まる藤原行成。共通項は嫉妬含みの敵の多さと理解者の少なさ、そして和歌の名人の家に育ったがゆえの和歌嫌い。家は家、自分は自分という潔さがいい。あとは己が「これ」と定めた使命に一途な点か。少納言が詠んだ有名なあの歌は行成を素気無く遠ざけている様でもあり、本当は関を越えて近づいてきて欲しいと仄めかしている様でもある。人生が二度あれば、と考えるのは無粋だろうか。 …続きを読む
  Y2K☮

  2015年03月01日
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• ★★★　清少納言が可愛らしく描かれていて面白かった。 ★★★　清少納言が可愛らしく描かれていて面白かった。
  宇宙猫

  2020年05月29日
  14人がナイス！しています
• 藤原義孝と息子の行平、いいですね。 アンハッピーエンドの終わり方で、私の好みではないはずなのについつい読んでしまいます。 個人的に、公任さんが好きでした。(ぱっつんだから。) いい感じに擦れてるので、この 藤原義孝と息子の行平、いいですね。 アンハッピーエンドの終わり方で、私の好みではないはずなのについつい読んでしまいます。 個人的に、公任さんが好きでした。(ぱっつんだから。) いい感じに擦れてるので、この人の恋なんかも今後書いて欲しいです。 …続きを読む
  宵

  2016年10月29日
  14人がナイス！しています

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