そこはかさん

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年05月16日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784040667416

そこはかさん

  • 著者 沙木 とも子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年05月16日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784040667416

第8回「幽」怪談文学賞短編部門大賞受賞作品 正統派怪談文芸!

京都の旧家で”そこはかさん”と呼ばれる”家霊”に出会った、女子大生・美代ちゃん。その謎を巡って舞台は夏の富山から英国の大邸宅へ!美代ちゃんの旅は続く。第8回「幽怪談文学賞短編部門大賞受賞作。 京都の旧家で”そこはかさん”と呼ばれる”家霊”に出会った、女子大生・美代ちゃん。その謎を巡って舞台は夏の富山から英国の大邸宅へ!美代ちゃんの旅は続く。第8回「幽怪談文学賞短編部門大賞受賞作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「そこはかさん」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 幽霊でも妖怪でもない、古い家に住み着いているモノ。まっくろくろすけかと思ったら、案外因縁めいたものがあるようで…。京都、立山、英国をそれぞれ舞台とした連作短編。種麹屋とか薬種屋とか面白そうな設定が活か 幽霊でも妖怪でもない、古い家に住み着いているモノ。まっくろくろすけかと思ったら、案外因縁めいたものがあるようで…。京都、立山、英国をそれぞれ舞台とした連作短編。種麹屋とか薬種屋とか面白そうな設定が活かされてなくて残念。不思議な存在を曖昧に受け止めることを描きたかったのだろうが、曖昧すぎたり説明不足でわかりづらい箇所も多く「それはあとで」とおあずけばかり。う〜、もやもやと不満が残る。 …続きを読む
    mocha
    2017年08月05日
    90人がナイス!しています
  • 旧い家には、不思議なこまいもんがおって、悪戯したり、時には命を助けてくれたりする。それらはまっくろくろすけと呼ばれていたり、そこはかさんと呼ばれていたりする。ちなみにアクセントは「そ」ではなく「さ」に 旧い家には、不思議なこまいもんがおって、悪戯したり、時には命を助けてくれたりする。それらはまっくろくろすけと呼ばれていたり、そこはかさんと呼ばれていたりする。ちなみにアクセントは「そ」ではなく「さ」に付ける。ホラーミステリ短編連作の形式で、ミステリとしてはちょっとわかりにくいのが難点。結局どないなんかようわからんかった。「あやふやが味」というのでは、無くてね。とは言え京都弁多数ちりばめた語り口、出てくるキャラもみんな味があり、著者の建築やアンティークに対する愛もひしひし感じられる。ラストはうるっと来た。 …続きを読む
    鷺@みんさー
    2020年09月23日
    46人がナイス!しています
  • 幽怪談文学賞受賞作を含む連作短編3本です。最初の2作品は面白かった。座敷童系のアヤカシが出てくる、というだけで、ホラーとか怖いお話ではありません。双子の弟妹が可愛い! 幽怪談文学賞受賞作を含む連作短編3本です。最初の2作品は面白かった。座敷童系のアヤカシが出てくる、というだけで、ホラーとか怖いお話ではありません。双子の弟妹が可愛い!
    らむり
    2014年06月08日
    43人がナイス!しています

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