見えるか保己一

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2026年03月13日
判型:
四六変形判
ページ数:
352
ISBN:
9784041160329

見えるか保己一

  • 著者 蝉谷 めぐ実
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年03月13日
判型:
四六変形判
ページ数:
352
ISBN:
9784041160329

全盲の天才学者が感じたのは、絶望か希望か。俊英の新境地にして大本命!

【第39回山本周五郎賞受賞】

江戸時代の全盲の国学者・塙保己一。幼少期に失明するも、学問を志し、やがて国内最大の叢書『群書類従』の編纂という、前代未聞の大事業に取り掛かる。類稀なる記憶力で、学者として輝かしい経歴を築いていく保己一だったが、その傍らに常にあったのは、晴眼者――妻、学者仲間、弟子らとの、すれ違いだった。
“天才・塙保己一”の胸中にあったのは、絶望か希望か、それとも――。
【第39回山本周五郎賞受賞】

江戸時代の全盲の国学者・塙保己一。幼少期に失明するも、学問を志し、やがて国内最大の叢書『群書類従』の編纂という、前代未聞の大事業に取り掛かる。類稀なる記憶力で、学者として輝かしい経歴を築いていく保己一だったが、その傍らに常にあったのは、晴眼者――妻、学者仲間、弟子らとの、すれ違いだった。
“天才・塙保己一”の胸中にあったのは、絶望か希望か、それとも――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 むしの子
第二章 えんていの水
第三章 すでに触れて
第四章 はんぎ、蔵にて
第五章 どうしゅうの人
第六章 眩くて眩む

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「見えるか保己一」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 蟬谷 めぐ実、4作目です。本書は、第39回山本周五郎賞受賞作、江戸時代の全盲の国学者・塙 保己一の半生記でした。山本周五郎賞受賞作だけあって、本書の評判は高いですが、個人的には、塙 保己一の人間性が、あま 蟬谷 めぐ実、4作目です。本書は、第39回山本周五郎賞受賞作、江戸時代の全盲の国学者・塙 保己一の半生記でした。山本周五郎賞受賞作だけあって、本書の評判は高いですが、個人的には、塙 保己一の人間性が、あまり見えませんでした。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000635/ …続きを読む
    starbro
    2026年05月27日
    166人がナイス!しています
  • 「群書類従」を編纂した塙保己一の評伝小説と聞くと、ヘレン・ケラーのような艱難辛苦の末に偉業を達成した盲人学者の物語かと思える。しかし作者はそんな単純な展開にせず、頭が切れて強欲で傲慢な保己一像を創造し 「群書類従」を編纂した塙保己一の評伝小説と聞くと、ヘレン・ケラーのような艱難辛苦の末に偉業を達成した盲人学者の物語かと思える。しかし作者はそんな単純な展開にせず、頭が切れて強欲で傲慢な保己一像を創造した。総検校に出世し財を蓄えた保己一に対し、家族や弟子は目明きの自分たちはずっと劣る存在でしかない事実を見せつけられ続ける。しかし弱者であるはずの盲人に嫉妬しているとは公言できず、保己一も周囲の思いを敏感に察し、盲人と晴眼者ともに相手の本当の思いが見えない苦悩と断絶が、緊迫した心の葛藤のドラマを生み出している。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2026年05月13日
    157人がナイス!しています
  • 蝉谷さんが幼少期に失明した江戸時代の全盲の天才国学者・塙保己一を紡ぐとこうなる。いや~面白かった。全六章からなるその副題すら「見えるか?」と問いている。保己一・・いや辰之助と呼ばれていた頃の第一章は母 蝉谷さんが幼少期に失明した江戸時代の全盲の天才国学者・塙保己一を紡ぐとこうなる。いや~面白かった。全六章からなるその副題すら「見えるか?」と問いている。保己一・・いや辰之助と呼ばれていた頃の第一章は母の気持ちになって切なかった。なのに第二章からは、保己一を取り巻く人間たちの心模様が何とも苦しいのだ。私も見えるのに(見えるから)僻み妬むちっぽけなヤツなんだと思う情けなさよ。そして、最後の『眩くて眩む』章が好い。「見るなよ、保己一」で結ばれる見事さ。蝉谷さん、これからも楽しみにしている。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2026年04月21日
    129人がナイス!しています

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