オホーツク諜報船

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発売日:
2014年03月28日
商品形態:
電子書籍
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オホーツク諜報船

  • 著者 西木 正明
発売日:
2014年03月28日
商品形態:
電子書籍

〈レポ船〉の真実を明らかにした衝撃のノンフィクション

レポ船――それはソ連国境警備隊に日本の情報を流し、見返りに豊富な漁獲を黙認してもらう漁船のことである。つまり極端にいえば、スパイ行為によって金を得る売国奴なのだ。日本の公安の執拗な探索を巧みにかわし、レポ活動に走る船は絶えない。なぜ危険を冒し、彼らはオホーツクの海へ乗り出して行くのか? それには、止むを得ない事情がある。専管水域があるため、彼らは常に不漁に悩み、無理をすればソ連の警備艇に拿捕されて何年も抑留されることになる。切羽つまった彼らには、売国行為に逡巡している余裕などないのだ。現実に、レポ活動で莫大な富を築き、“帝王”の異名で呼ばれているものさえいる。うまくやれば儲る。彼らは、第2、第3の帝王を目ざして、危険を顧みずレポに走る。これはその中の1隻、第十二北斗丸の波乱に満ちた活動の顛末を描いた物語である。綿密な取材でレポ船の実態に迫る、衝撃のノンフィクション・ノベル! レポ船――それはソ連国境警備隊に日本の情報を流し、見返りに豊富な漁獲を黙認してもらう漁船のことである。つまり極端にいえば、スパイ行為によって金を得る売国奴なのだ。日本の公安の執拗な探索を巧みにかわし、レポ活動に走る船は絶えない。なぜ危険を冒し、彼らはオホーツクの海へ乗り出して行くのか? それには、止むを得ない事情がある。専管水域があるため、彼らは常に不漁に悩み、無理をすればソ連の警備艇に拿捕されて何年も抑留されることになる。切羽つまった彼らには、売国行為に逡巡している余裕などないのだ。現実に、レポ活動で莫大な富を築き、“帝王”の異名で呼ばれているものさえいる。うまくやれば儲る。彼らは、第2、第3の帝王を目ざして、危険を顧みずレポに走る。これはその中の1隻、第十二北斗丸の波乱に満ちた活動の顛末を描いた物語である。綿密な取材でレポ船の実態に迫る、衝撃のノンフィクション・ノベル!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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