方法序説

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
176
ISBN:
9784044086039
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方法序説

  • 著者 デカルト
  • 訳者 小場瀬 卓三
  • カバーイラスト はいむら きよたか
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
176
ISBN:
9784044086039

「我思う、ゆえに我あり」と真理を探求した哲学の歴史的名著を読む!

「私は考える、ゆえに私はある」の命題で知られるデカルト。のちに“近代哲学の父”と呼ばれる彼は、何を目指しどのような思索の果てに、革新的思想を打ち立てたのか。「理性を正しく導き、もろもろの科学における真理を探究するための方法序説」と題して出版された本書には、受動的な学問を排し、旧勢力との闘いに立ち向かったデカルトの思想が凝縮されている。読み応え充分の思想的自叙伝。解説・小泉義之 「私は考える、ゆえに私はある」の命題で知られるデカルト。のちに“近代哲学の父”と呼ばれる彼は、何を目指しどのような思索の果てに、革新的思想を打ち立てたのか。「理性を正しく導き、もろもろの科学における真理を探究するための方法序説」と題して出版された本書には、受動的な学問を排し、旧勢力との闘いに立ち向かったデカルトの思想が凝縮されている。読み応え充分の思想的自叙伝。解説・小泉義之

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一部
第二部
第三部
第四部
第五部
第六部

 あとがき
 解 説   訳 者
 解 説──新装版にあたって   小泉義之

「方法序説」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 1637年にフランスの哲学者René Descartesが発表した哲学書。"我思う、ゆえに我あり"という命題で知られます。ガリレオの地動説が異端審問会で異端とされた事から発表する予定の"宇宙論"の発行を中止し、その概略や序 1637年にフランスの哲学者René Descartesが発表した哲学書。"我思う、ゆえに我あり"という命題で知られます。ガリレオの地動説が異端審問会で異端とされた事から発表する予定の"宇宙論"の発行を中止し、その概略や序説などをまとめたものが本書です。科学的な内容は今読むと笑ってしまいますが、そこに辿り着くまでの思考方法やそれまで当然と思われていた意見や考えを一度捨て去ることを推奨するなど、今でも必要な事が書かれています。これを念頭において生活すれば色々と気づくことが多いとは思うけど、難しいですね。 …続きを読む
    いりあ
    2013年09月30日
    23人がナイス!しています
  • もう何度も読んでいる。若い時とは読むたびに違う感想を持つ。やっと、デカルトの矛盾に気づいてきた。神は存在すると言っているのは、そうあって欲しかったからなんだろうな。 もう何度も読んでいる。若い時とは読むたびに違う感想を持つ。やっと、デカルトの矛盾に気づいてきた。神は存在すると言っているのは、そうあって欲しかったからなんだろうな。
    Greatzebra
    2017年02月12日
    19人がナイス!しています
  • 古典の名著として書名しか知らなかったが、タイトルに関わる部分が省略されていることを初めて知る。400年近く前に書かれているが、科学的に物事を探求する際に最も基本的な心構えが記されており勉強になる。解説 古典の名著として書名しか知らなかったが、タイトルに関わる部分が省略されていることを初めて知る。400年近く前に書かれているが、科学的に物事を探求する際に最も基本的な心構えが記されており勉強になる。解説部や欄外に本書が生まれた時代の社会的な背景や用語の説明があり理解しやすい。今の時代でこそ個人が観察事実や考察を表現することは普通に受け入れられているが、歴史的に宗教が重要な意味を持っていた当時は社会的な影響を考慮されて出版されたようだ。物事の本質を追求する思考の足場を固めるための大切な考え方が記されている。 …続きを読む
    チャー
    2021年10月03日
    16人がナイス!しています

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