鹿島茂が語る山田風太郎 私のこだわり人物伝

鹿島茂が語る山田風太郎 私のこだわり人物伝

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
216
ISBN:
9784043616022
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鹿島茂が語る山田風太郎 私のこだわり人物伝

  • 著者 鹿島 茂
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
216
ISBN:
9784043616022

この一冊で、娯楽小説の巨匠、山田風太郎の評伝と作品が読める!

自由奔放かつ奇想天外な娯楽小説で、今なお読者を魅了し続ける山田風太郎。その作品世界に大学院生の頃から熱中した鹿島茂が、小説という「大ウソ」を真面目に考えるマニエリスムの巨匠として語る風太郎論。 自由奔放かつ奇想天外な娯楽小説で、今なお読者を魅了し続ける山田風太郎。その作品世界に大学院生の頃から熱中した鹿島茂が、小説という「大ウソ」を真面目に考えるマニエリスムの巨匠として語る風太郎論。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「鹿島茂が語る山田風太郎 私のこだわり人物伝」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 司馬遼太郎の作品は事実かと思えるほど、綿密な取材と研究の上で書かれているが、山田氏は、素人でも、まあありえないだろうとわかる設定で書かれている。しかし、その分、主人公へのキャラ作りが凝っていて、読者も 司馬遼太郎の作品は事実かと思えるほど、綿密な取材と研究の上で書かれているが、山田氏は、素人でも、まあありえないだろうとわかる設定で書かれている。しかし、その分、主人公へのキャラ作りが凝っていて、読者も主人公に重ねてストーリーに入っていくことができる。短編もひとつは、かつて失脚した奉行が明治時代の東京へ放浪する話と囚人蘭学者の高野長英が脱獄して周りから怖れられる話。 …続きを読む
    さきん
    2022年03月08日
    33人がナイス!しています
  • 再読。以前はNHKのテキスト版で読んだ。フランス文学者鹿島茂の語る山田風太郎の世界は、風太郎ファンにとっては嬉しくなる内容。贔屓である事が誇らしくなる。何度も再刊される風太郎小説は鹿島さんの言う通りいつ 再読。以前はNHKのテキスト版で読んだ。フランス文学者鹿島茂の語る山田風太郎の世界は、風太郎ファンにとっては嬉しくなる内容。贔屓である事が誇らしくなる。何度も再刊される風太郎小説は鹿島さんの言う通りいつまでも地上に残ると思う。残念なのは、短篇が二本(『東京南町奉行』『伝馬町から今晩は』)収録されているが、鹿島さんが文中で言及した作品じゃないのが惜しい。『室町少年倶楽部』を併録すべきだったと思う。 …続きを読む
    にぼしいわしそっくりおじさん・寺
    2013年02月24日
    16人がナイス!しています
  • 山田風太郎といえば、忍法帖とかですが、私は、明治ものが好きです。 山田風太郎といえば、忍法帖とかですが、私は、明治ものが好きです。
    雨巫女
    2010年07月31日
    8人がナイス!しています

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