【OD】徳川吉宗

【OD】徳川吉宗

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年09月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
226
ISBN:
9784046220264

【OD】徳川吉宗

  • 著者 百瀬 明治
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年09月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
226
ISBN:
9784046220264

部屋住みから将軍へと駆け登った吉宗の実像とは?

身分も学芸も型にはまった停滞の時代に、部屋住みの身から日本のトップへと駆け登り、強力な指導力を発揮して時代に活を入れた八代将軍吉宗。その手腕と業績の秘密は何か。生涯を追いながら真の人物像に迫る。

〈目次〉
第一章 象とハルシャ馬
 享保期の世相/従四位広南白象/江戸の象ブーム/舶載の馬/「鎖国」と洋書輸入解禁

第二章 南紀徳川家
 城下町和歌山/草創期の和歌山城/徳川頼宣の入部/吉宗の母お由利/幼少時代の吉宗/部屋住みから紀州藩主へ/紀州藩の窮乏と吉宗の財政再建/藩主としての面目/江戸時代の政治観と吉宗像

第三章 江戸城乗り込み
 絵島辞見と大奥の権力争い/六代将軍家宣の継嗣問題/御三家の将軍後継レース/将軍職を固辞した吉宗/就任当初の人心収攬策/幕閣、大奥の支持

第四章 米将軍の苦闘
 政務に励む吉宗と幕政の新風/倹約令と経済対策/新田開発と年貢増徴/米相場の暴落/士道としての鷹狩り復興/武芸奨励の真意

第五章 大江戸の民政
 火災の多発と江戸の繁栄/男性都市的性格をもつ江戸/町火消の創設と防火対策/目安箱の制度/小石川養生所と福祉行政/民度を揚げた学問奨励策

第六章 人材登用の機微
 活路を開く「足高の制」/ブレーン、室鳩巣と荻生徂徠/実務官僚、神尾春央/地方巧者、田中丘隅/町奉行、大岡越前守忠相/江戸の裁判制度/『大岡政談』と忠相の実像/法治主義による「公事方御定書」の完成/享保の改革を実践した忠相

第七章 朝鮮人参と甘藷
 家康が試みた朝鮮人参栽培/江戸時代の貿易と国益論/朝鮮人参生草の密輸入/困難をきわめた人参栽培/救荒作物甘藷の普及/蘭学の端緒を開いた青木昆陽

第八章 御庭番秘話
 御庭番創設の目的/伝説と実態/能力と職掌/御庭番と本草

第九章 批判者の登場
 華美奔放な藩主、徳川宗春/尾張藩のわだかまり/宗春の人間尊重主義/理想を追って挫折した名君

第十章 不良将軍と天一坊
 性的に放縦だった吉宗/不品行が招いた「天一坊事件」/現実にあった御落胤騒動/後嗣家重と御三卿

第十一章 改革のあとにくるもの
 吉宗の親馬鹿ぶり/吉宗語録『柳営夜話』/死後まで通した倹約/幕藩体制をおびやかす百姓一揆/尊王論と宝暦事件
 あとがき
身分も学芸も型にはまった停滞の時代に、部屋住みの身から日本のトップへと駆け登り、強力な指導力を発揮して時代に活を入れた八代将軍吉宗。その手腕と業績の秘密は何か。生涯を追いながら真の人物像に迫る。

〈目次〉
第一章 象とハルシャ馬
 享保期の世相/従四位広南白象/江戸の象ブーム/舶載の馬/「鎖国」と洋書輸入解禁

第二章 南紀徳川家
 城下町和歌山/草創期の和歌山城/徳川頼宣の入部/吉宗の母お由利/幼少時代の吉宗/部屋住みから紀州藩主へ/紀州藩の窮乏と吉宗の財政再建/藩主としての面目/江戸時代の政治観と吉宗像

第三章 江戸城乗り込み
 絵島辞見と大奥の権力争い/六代将軍家宣の継嗣問題/御三家の将軍後継レース/将軍職を固辞した吉宗/就任当初の人心収攬策/幕閣、大奥の支持

第四章 米将軍の苦闘
 政務に励む吉宗と幕政の新風/倹約令と経済対策/新田開発と年貢増徴/米相場の暴落/士道としての鷹狩り復興/武芸奨励の真意

第五章 大江戸の民政
 火災の多発と江戸の繁栄/男性都市的性格をもつ江戸/町火消の創設と防火対策/目安箱の制度/小石川養生所と福祉行政/民度を揚げた学問奨励策

第六章 人材登用の機微
 活路を開く「足高の制」/ブレーン、室鳩巣と荻生徂徠/実務官僚、神尾春央/地方巧者、田中丘隅/町奉行、大岡越前守忠相/江戸の裁判制度/『大岡政談』と忠相の実像/法治主義による「公事方御定書」の完成/享保の改革を実践した忠相

第七章 朝鮮人参と甘藷
 家康が試みた朝鮮人参栽培/江戸時代の貿易と国益論/朝鮮人参生草の密輸入/困難をきわめた人参栽培/救荒作物甘藷の普及/蘭学の端緒を開いた青木昆陽

第八章 御庭番秘話
 御庭番創設の目的/伝説と実態/能力と職掌/御庭番と本草

第九章 批判者の登場
 華美奔放な藩主、徳川宗春/尾張藩のわだかまり/宗春の人間尊重主義/理想を追って挫折した名君

第十章 不良将軍と天一坊
 性的に放縦だった吉宗/不品行が招いた「天一坊事件」/現実にあった御落胤騒動/後嗣家重と御三卿

第十一章 改革のあとにくるもの
 吉宗の親馬鹿ぶり/吉宗語録『柳営夜話』/死後まで通した倹約/幕藩体制をおびやかす百姓一揆/尊王論と宝暦事件
 あとがき

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 象とハルシャ馬
 享保期の世相/従四位広南白象/江戸の象ブーム/舶載の馬/「鎖国」と洋書輸入解禁

第二章 南紀徳川家
 城下町和歌山/草創期の和歌山城/徳川頼宣の入部/吉宗の母お由利/幼少時代の吉宗/部屋住みから紀州藩主へ/紀州藩の窮乏と吉宗の財政再建/藩主としての面目/江戸時代の政治観と吉宗像

第三章 江戸城乗り込み
 絵島辞見と大奥の権力争い/六代将軍家宣の継嗣問題/御三家の将軍後継レース/将軍職を固辞した吉宗/就任当初の人心収攬策/幕閣、大奥の支持

第四章 米将軍の苦闘
 政務に励む吉宗と幕政の新風/倹約令と経済対策/新田開発と年貢増徴/米相場の暴落/士道としての鷹狩り復興/武芸奨励の真意

第五章 大江戸の民政
 火災の多発と江戸の繁栄/男性都市的性格をもつ江戸/町火消の創設と防火対策/目安箱の制度/小石川養生所と福祉行政/民度を揚げた学問奨励策

第六章 人材登用の機微
 活路を開く「足高の制」/ブレーン、室鳩巣と荻生徂徠/実務官僚、神尾春央/地方巧者、田中丘隅/町奉行、大岡越前守忠相/江戸の裁判制度/『大岡政談』と忠相の実像/法治主義による「公事方御定書」の完成/享保の改革を実践した忠相

第七章 朝鮮人参と甘藷
 家康が試みた朝鮮人参栽培/江戸時代の貿易と国益論/朝鮮人参生草の密輸入/困難をきわめた人参栽培/救荒作物甘藷の普及/蘭学の端緒を開いた青木昆陽

第八章 御庭番秘話
 御庭番創設の目的/伝説と実態/能力と職掌/御庭番と本草

第九章 批判者の登場
 華美奔放な藩主、徳川宗春/尾張藩のわだかまり/宗春の人間尊重主義/理想を追って挫折した名君

第十章 不良将軍と天一坊
 性的に放縦だった吉宗/不品行が招いた「天一坊事件」/現実にあった御落胤騒動/後嗣家重と御三卿

第十一章 改革のあとにくるもの
 吉宗の親馬鹿ぶり/吉宗語録『柳営夜話』/死後まで通した倹約/幕藩体制をおびやかす百姓一揆/尊王論と宝暦事件
 あとがき

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