詩集 エイプリル

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
160
ISBN:
9784041673683
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詩集 エイプリル

  • 著者 銀色 夏生
  • デザイン 銀色 夏生
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
160
ISBN:
9784041673683

待望の最新写真詩集!

君が探していたものはなんだったんだろう、僕でないことだけは、ようやくわかったけど――。全編男性視点でつづる、ロマンティックで哲学的な恋愛写真詩集。 君が探していたものはなんだったんだろう、僕でないことだけは、ようやくわかったけど――。全編男性視点でつづる、ロマンティックで哲学的な恋愛写真詩集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「詩集 エイプリル」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 言葉の意味を知ろうとするほど、見失ってしまう。わけもなく怖くなるときがある。地球の片隅に追いやられているような孤独感に胸がきしむ。思い出と憂鬱は同じところに仕舞われている。見えないのに想像は勝手に広が 言葉の意味を知ろうとするほど、見失ってしまう。わけもなく怖くなるときがある。地球の片隅に追いやられているような孤独感に胸がきしむ。思い出と憂鬱は同じところに仕舞われている。見えないのに想像は勝手に広がり、憧れては恋して、悲しむ。砂に埋もれて身動きがとれない。私の身体なのに。…雨露が輝くとき、雲は途切れる。流れゆく記憶を懐かしみ、微笑みあう。慰めあい、助けあう。ただ居てくれさえすればそれだけでいい。そのことにやっと気づく。…物語はいつでもここにある。野の花の香りが届く頃、やさしさに包まれているあなたがいる。 …続きを読む
    やすらぎ
    2022年02月12日
    161人がナイス!しています
  • 音楽を聞くような感じで読める詩集。言葉と美しい写真が一体となって、心の中の澱を洗い流してくれる。懐かしさと切なさとほろ苦さという人間の感情の中で、一番大切な部分を、平易な言葉で鮮やかに定着させているこ 音楽を聞くような感じで読める詩集。言葉と美しい写真が一体となって、心の中の澱を洗い流してくれる。懐かしさと切なさとほろ苦さという人間の感情の中で、一番大切な部分を、平易な言葉で鮮やかに定着させていることに感心した。なんとなく気持ちがすっきりしない時に読めば、心が元気になると思う。そういう意味で効き目のある薬のような詩集だ。 …続きを読む
    新地学@児童書病発動中
    2016年03月13日
    122人がナイス!しています
  • 春は出会いの季節だというけれど、実は別れの季節ではないだろうか。出会いは多ければ多いほど、その分量に比例して別れも多くなっていく。忘れられない人がいるかもしれない。削除できない想いがあるかもしれない。 春は出会いの季節だというけれど、実は別れの季節ではないだろうか。出会いは多ければ多いほど、その分量に比例して別れも多くなっていく。忘れられない人がいるかもしれない。削除できない想いがあるかもしれない。仲間たちの大切な思い出もあるかもしれない。新しい季節には、それらのものを持っていけないことがある。過去に執着することも、思い出に縋ることもできないのだとしたら、あなたはどうするだろうか。四月に起こる出来事は出会いと別れのふたつある。あなたの記憶には、どちらがより鮮明に思い浮かぶのだろうか…。 …続きを読む
    masa@レビューお休み中
    2016年03月30日
    114人がナイス!しています

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