- 著者 いしい しんじ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年11月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784043918010
白の鳥と黒の鳥
- 著者 いしい しんじ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年11月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784043918010
物語の魔法つかいがおくる、愛しき短編集
はつかねずみとやくざ者の淫靡な恋。山奥の村で繰り広げられる天国に似た数日間のできごと――など、奇妙なひとたちがうたいあげる、ファニーで切実な愛の賛歌!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「白の鳥と黒の鳥」感想・レビュー
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一つひとつのお話は短くて、でもそれぞれ味わいが違う。読み手に少しの混乱と、独特のあと味を残してくれる。不気味なものから、切なさのあるもの、怖さにコミカルさ。そして、自分の人生をどう生きるのか。それを考 …続きを読む2017年12月16日70人がナイス!しています
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シャガールの絵に感じる祝祭的、牧歌的な雰囲気や、優しくて寂しげな眼差しの生き物達を、そのまま物語に移し替えたような世界観。久々のいしいワールドは彩り豊かな掌編集。個人的には著者らしい「太ったひとばかり …続きを読む2017年05月11日56人がナイス!しています
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一編一編、何が飛び出すか分からないおもちゃ箱のような面白さ。10~30ページの短編小説なのに、長編小説にできそうな程一つ一つの設定が奥深く、突飛で、ユーモラスで、メルヘンチック。この贅沢さ、まさに、いしい …続きを読む2013年12月13日31人がナイス!しています