ゲバラ日記

ゲバラ日記

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1969年09月12日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043170012
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ゲバラ日記

  • 著者 高橋 正
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1969年09月12日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043170012

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ゲバラ日記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 1969年10月9日に射殺された革命家チェ・ゲバラの遺体は30年たった1997年10月17日にようやく遺族のもとに返された。1960年代、世界中の若者たちは、少なからずの影響を彼から受けた。私たちはそ 1969年10月9日に射殺された革命家チェ・ゲバラの遺体は30年たった1997年10月17日にようやく遺族のもとに返された。1960年代、世界中の若者たちは、少なからずの影響を彼から受けた。私たちはその時代を知らないしエネルギーもわからない。それでも今と違う世界が在ったことはわかる。本作には、キューバ革命の後、活動をボリビアに移しゲリラ戦に暮れた苦しい時期の最後の日々がある。淡々とした記録のような日記、故に切ない。最期の言葉は彼の射殺をためらう兵士に放った「落ち着いて狙え。恐れるな。」だという。 …続きを読む
    jam
    2016年10月18日
    86人がナイス!しています
  • ボリビアでの武装闘争の日々を綴った日記。ゲバラを題材にした映画を見た後だったので想像しやすかった。あまりイメージになかった行軍を共にしてきた動物に感傷的になる文もあり動物好きだったのね。とか妙な親近感 ボリビアでの武装闘争の日々を綴った日記。ゲバラを題材にした映画を見た後だったので想像しやすかった。あまりイメージになかった行軍を共にしてきた動物に感傷的になる文もあり動物好きだったのね。とか妙な親近感が湧いたりしました。日記の後に書かれている小伝では革命後のキューバでゲバラは工業化を進めたがうまくいかなかったことやカストロとの亀裂などが生じてまた外国へ向かったことも書かれていて日記を読み終えた後だからこそ、ボリビアにくるまでそんな日々があったのかと余計に沁みる。 …続きを読む
    色々甚平
    2016年06月22日
    12人がナイス!しています
  • 2016.07.21-07.27:日記は唐突に1966年11月ボリビア山中から始まる。簡素な文体。客観的事実。よかった点、悪かった点、改善すべき課題、天候と現在地の標高。常に理知的に冷静に観察し思考し、月末に必ずサマリーを 2016.07.21-07.27:日記は唐突に1966年11月ボリビア山中から始まる。簡素な文体。客観的事実。よかった点、悪かった点、改善すべき課題、天候と現在地の標高。常に理知的に冷静に観察し思考し、月末に必ずサマリーを記す。なんとなく書き方が病院の診療録に似てるなあ、とずっと感じながら読了したら、解説に同じことが書かれてあった。ゲバラの知人も“毎日の出来事を緻密に、医者特有の細かくて読みにくい字で”記録する習慣があったと語っている。最後まで医師だったゲバラ。仲間と家族の誕生日を忘れずに記すのが印象的。 …続きを読む
    tsubomi
    2016年07月27日
    9人がナイス!しています

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