蘭の告発

蘭の告発

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1989年12月01日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
392
ISBN:
9784042635017
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蘭の告発

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1989年12月01日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
392
ISBN:
9784042635017

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「蘭の告発」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • イングランド中部の田舎町で起こった連続殺人事件をバーナビー主任警部がトロイ部長刑事を指揮して解決する物語。81歳の老婆の死因に不審を抱く親友で同級生の老婆が警察に通報し捜査は始まる。小さな田舎町の住民一 イングランド中部の田舎町で起こった連続殺人事件をバーナビー主任警部がトロイ部長刑事を指揮して解決する物語。81歳の老婆の死因に不審を抱く親友で同級生の老婆が警察に通報し捜査は始まる。小さな田舎町の住民一人一人が人間的に絡み合ってそれぞれが陰と陽の部分を抱えているようであり、ほぼ全員からアリバイ調査を行い、絞ってゆく。犯人もその動機も意外であったが、なるほどという納得感はあった。テレビ映画で有名なシリーズらしいが、翻訳は数冊ほどのようである。推理100。 …続きを読む
    まふ
    2023年01月17日
    79人がナイス!しています
  •  キャロライングレアム初読、長年テレビシリーズで有名で名のみ知っていたバーナビー警部シリーズ第1作はイギリスの村を舞台とした本格の佳作でした。80歳の老女が森で情事を目撃、翌日死体で発見、当初病死とされ  キャロライングレアム初読、長年テレビシリーズで有名で名のみ知っていたバーナビー警部シリーズ第1作はイギリスの村を舞台とした本格の佳作でした。80歳の老女が森で情事を目撃、翌日死体で発見、当初病死とされたが殺人と断定され主人公バーナビーの丹念な聞き込みにより真相が明らかになってゆきます。田舎の犯人も含めた住人たちの悪意、人間の醜悪さが全面に出ている作品で真相も予想外なものでした。そういう作品なだけに幕間のバーナビーの家族とのやりとりは清涼剤のようにほっとしますね、特に料理下手な妻が最高(笑)オススメです。 …続きを読む
    koo
    2022年05月23日
    5人がナイス!しています
  • 面白かった。イギリスらしいユーモアがところどころにちりばめられていて、暗い話をそんなに陰惨なものにしないで済んでいる。バーナビー警部の持ち味がいいのとイギリスらしい皮肉屋の老婦人とか意地の悪い村人とか 面白かった。イギリスらしいユーモアがところどころにちりばめられていて、暗い話をそんなに陰惨なものにしないで済んでいる。バーナビー警部の持ち味がいいのとイギリスらしい皮肉屋の老婦人とか意地の悪い村人とか、出てくる人々は個性的で飽きさせない。犯人の目当てが二転三転して、こうなるとは、と思わせるスリルもなかなかのものだった。動機はわかるが、犯罪はそううまくいくか?と思わせるところもある。それでも最後までひっぱられるストーリーのつくりかたで楽しめた。この作家のほかの本は翻訳がでているなら続けて読んでみたい。 …続きを読む
    きうりっち
    2015年03月22日
    5人がナイス!しています

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