「さよなら」

「さよなら」

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1996年05月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784041904039
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「さよなら」

  • 著者 吉元 由美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1996年05月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784041904039

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「「さよなら」」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 切なさをたっぷり含みながら、大人の女へと成長していく不倫物語。もう少し出会うのが早ければ…。いや、早かったら恋には落ちなかったかもしれない。結ばれることのない恋で時を刻む。勇気のない恋…言い訳をたくさん 切なさをたっぷり含みながら、大人の女へと成長していく不倫物語。もう少し出会うのが早ければ…。いや、早かったら恋には落ちなかったかもしれない。結ばれることのない恋で時を刻む。勇気のない恋…言い訳をたくさん言える関係かも。できない理由ばかりを探せる関係。愛してる?言葉で確認して今を確かめる。心にしか残せない思い出。未来のない愛。何も要らない。ただ欲しいのは愛だけ。誰よりも愛されている安心感。でも、それは人を傷つけた上に成り立っている不安定な愛なんだよね。先に一歩踏み出すことができるのはやはり女からかも。 …続きを読む
    あつひめ
    2016年02月08日
    55人がナイス!しています
  • 吉元由美は作詞家である。 本書は彼女が初めて書いた小説とのこと。 ちょっと、ありがちな感じもあるが、悪くない。 テーマは不倫。 主人公(女性)と、その親友との会話が ズバッと空気を切り裂く。 「未来、あ 吉元由美は作詞家である。 本書は彼女が初めて書いた小説とのこと。 ちょっと、ありがちな感じもあるが、悪くない。 テーマは不倫。 主人公(女性)と、その親友との会話が ズバッと空気を切り裂く。 「未来、ある?」 『現在はある』 「未来、欲しい?」 『わかんない』 「欲しいと思っちゃダメよ」 男と女は難しい。 でも、いとしいものである。 …続きを読む
    _こうちゃん
    2015年01月03日
    5人がナイス!しています
  • 吉元由美作品は、詩に近い雰囲気がある。背景となる風景であったり音楽であったりをなんとなく思い浮かべながらその世界観に浸れるのが好きだ。 吉元由美作品は、詩に近い雰囲気がある。背景となる風景であったり音楽であったりをなんとなく思い浮かべながらその世界観に浸れるのが好きだ。
    YaMackey47
    2010年09月10日
    1人がナイス!しています

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