タクシー狂躁曲

タクシー狂躁曲

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1993年10月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041889015
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タクシー狂躁曲

  • 著者 梁 石日
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1993年10月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041889015

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「タクシー狂躁曲」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 梁石日氏の自伝的なデビュー作。在日朝鮮人の悲哀が浮き彫りにされた秀作です。 梁石日氏の自伝的なデビュー作。在日朝鮮人の悲哀が浮き彫りにされた秀作です。
    カニック
    2020年03月14日
    8人がナイス!しています
  • 平岡正明の解説にあるように古くて新鮮という印象。解説が書かれたのが1993年。2017年に読んでもそう感じるから不思議。 「細川との生活でぼくが痛感したことは、日本人には“沈黙の領域”があるということだった。あ 平岡正明の解説にあるように古くて新鮮という印象。解説が書かれたのが1993年。2017年に読んでもそう感じるから不思議。 「細川との生活でぼくが痛感したことは、日本人には“沈黙の領域”があるということだった。ある程度まで意思の伝達が可能だが、不意に、厚い壁のような沈黙の領域に突き当たるのだ。昨日まで親しかったものが、今日は敵のように見えてくるのである。」 …続きを読む
    ₭€₦ ㉿θЇ¢ħɨ฿ᾶr₳
    2017年12月06日
    0人がナイス!しています
  • 梁先生の作品を何作か続けて読んでみようと思います。とりあえず、デビュー作から。読んでみて、濃厚かつ濃密な圧力をひしひしと感じた。梁先生の作家としての底力(体力?)の凄まじさはホンマにすごいと思います。 梁先生の作品を何作か続けて読んでみようと思います。とりあえず、デビュー作から。読んでみて、濃厚かつ濃密な圧力をひしひしと感じた。梁先生の作家としての底力(体力?)の凄まじさはホンマにすごいと思います。ありきたりですが、今まで抑圧されていた心情が一気に噴出しているかのようです。描写も実に細かいのですが、それでいて読みやすいのも良いです。ただのタクシー乗務員の日記やエッセイではありません。 …続きを読む
    つけ麺部長
    2017年08月28日
    0人がナイス!しています

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