帝都物語 12 大東亜篇

帝都物語 12 大東亜篇

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1989年06月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041690178
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帝都物語 12 大東亜篇

  • 著者 荒俣 宏
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1989年06月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041690178

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「帝都物語 12 大東亜篇」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【再読】著者が書きたかった満洲。地下大防空壕建設中に現れた鬼。本編の東京地下鉄道工事での鬼との攻防の再燃だ。魔人・加藤は、時に中国反乱軍の頭領、時に皇帝溥儀に取り入る商人に姿を変えて暗躍するが、本編に 【再読】著者が書きたかった満洲。地下大防空壕建設中に現れた鬼。本編の東京地下鉄道工事での鬼との攻防の再燃だ。魔人・加藤は、時に中国反乱軍の頭領、時に皇帝溥儀に取り入る商人に姿を変えて暗躍するが、本編に比べスケールが小さくなった感じ。また、恵子が関東軍に捕らわれた際の加藤の行動は、まさにこの物語の主人公ではないか! 結末はソ連侵攻で玉砕を覚悟する関東軍・山中少佐の電報で終わる。いささか竜頭蛇尾の感は否めない。 …続きを読む
    saga
    2022年09月18日
    51人がナイス!しています
  • 帝都物語番外編の満州編。前巻に引き続き甘粕正彦が暗躍してます。何だか恵子さんと加藤がいい雰囲気! ちゃんと夫婦している気がしました。若い頃に読んだときは、そうゆう雰囲気ってわからなかったな。うん、新た 帝都物語番外編の満州編。前巻に引き続き甘粕正彦が暗躍してます。何だか恵子さんと加藤がいい雰囲気! ちゃんと夫婦している気がしました。若い頃に読んだときは、そうゆう雰囲気ってわからなかったな。うん、新たな発見(*^^*) …続きを読む
    らすかる
    2019年04月08日
    36人がナイス!しています
  • 満州が舞台の番外編 もはや帝都東京はおろか日本すら関係ない 黒田重丸が主人公なのだがこの人本編でも地味な印象 今作を読んでも主役なのに地味に感じる そう考えると主人公格がそろってた龍動編がいかに傑作か 満州が舞台の番外編 もはや帝都東京はおろか日本すら関係ない 黒田重丸が主人公なのだがこの人本編でも地味な印象 今作を読んでも主役なのに地味に感じる そう考えると主人公格がそろってた龍動編がいかに傑作かわかる むしろ甘粕や加藤のほうが生き生きと描かれていて好印象 一応内容としては新京の地下に巣食う化け物と戦う話しなのだが主役があれなのでラストまで倒せない感がすごく出ている  …続きを読む
    カマー
    2015年05月31日
    4人がナイス!しています

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