春の野原 満天の星の下

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
152
ISBN:
9784041673171
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春の野原 満天の星の下

  • 著者 銀色 夏生
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1992年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
152
ISBN:
9784041673171

人の心は無限にひろく、人の素敵さも無数にある。

個人個人であるということを、恐怖心からでもなく、冷たい感情からでもなく、ただそのままの事実として認められる人は、とても強くてやさしい人だと思います。人の心の広がりを描く、希望に満ちた写真詩集。 個人個人であるということを、恐怖心からでもなく、冷たい感情からでもなく、ただそのままの事実として認められる人は、とても強くてやさしい人だと思います。人の心の広がりを描く、希望に満ちた写真詩集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「春の野原 満天の星の下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 素晴らしい!これまで読んだ銀色さんの詩集の中ではこれが一番良かった。切ない感情と喜びの感情の両方が書き込まれていて、読んでいるときにその両極の間を、自分の心が揺れ動くのを感じるのは、素晴らしい体験だっ 素晴らしい!これまで読んだ銀色さんの詩集の中ではこれが一番良かった。切ない感情と喜びの感情の両方が書き込まれていて、読んでいるときにその両極の間を、自分の心が揺れ動くのを感じるのは、素晴らしい体験だった。たくさん収録された写真も研ぎ澄まされた美しさがある。自分の感情が死んだような状態になったら、この詩集を読めば、もう一度心が動き出すはずだ。暗さの中に落ち込むことはあっても、最後の方で光が見えてきて、初めてこの世界を見る時のような新鮮な気持ちで前を向いて、歩いていけるようになる。 …続きを読む
    新地学@児童書病発動中
    2016年04月18日
    132人がナイス!しています
  • ドキッとしたのは、よくよくかんがえてみると どんな成り行きも どんな結果も その人らしい/おずおずと心細げで 今にも後ずさりして 逃げていってしまいそうな 目をした 今 した/そして激しく同感したのは、同情は ドキッとしたのは、よくよくかんがえてみると どんな成り行きも どんな結果も その人らしい/おずおずと心細げで 今にも後ずさりして 逃げていってしまいそうな 目をした 今 した/そして激しく同感したのは、同情は最高の侮辱だから 決して人をかわいそうと 思ってはいけないと思う その人を認めるということは その人の力を信じるということで その人の誇りを汚さないということだと思う。/写真もとても素晴らしい。季節の移ろい春夏秋そしてこれから巡ってくる冬も美しい季節。人の心は無限に広く人の素敵さも無数にある。 …続きを読む
    おくちゃん✨🎄✨柳緑花紅
    2015年10月30日
    97人がナイス!しています
  • 15年前、日本から持ち込んだ数冊の本のうちの一冊。久々に取り出してみた。題名の通り、銀色夏生さんが(多分)北海道のあちこちの、名もない野原や海辺や道端で撮影した写真たち。名も知らぬ花たちの健気な姿に、ちっ 15年前、日本から持ち込んだ数冊の本のうちの一冊。久々に取り出してみた。題名の通り、銀色夏生さんが(多分)北海道のあちこちの、名もない野原や海辺や道端で撮影した写真たち。名も知らぬ花たちの健気な姿に、ちっぽけな事で悩み、ウジウジしてる自分が嫌になる。「感情的にならないことによって、情緒はもっと深くなる」「いつどこがどんなふうにかは わからないけど すべては変わっていくだろう 希望は明日へすいよせられる 変化という包容力 さっぱりとしたいさぎよさの 毎日がはじまる」潔い女はカッコいい!と思って頑張ろう! …続きを読む
    chantal(シャンタール)
    2020年09月29日
    91人がナイス!しています

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