霧の旗

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1994年12月02日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041227091
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霧の旗

  • 著者 松本 清張
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1994年12月02日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041227091

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「霧の旗」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 松本清張さん初読み。昭和38年に刊行された文庫本。 文体が昭和過ぎてなんだか読みにくかった。 松本清張が得意とするであろう復讐劇なのだが、えっ?と驚くというより、強引なこじつけでややシラケてしまった所もあ 松本清張さん初読み。昭和38年に刊行された文庫本。 文体が昭和過ぎてなんだか読みにくかった。 松本清張が得意とするであろう復讐劇なのだが、えっ?と驚くというより、強引なこじつけでややシラケてしまった所もあり、自分の中では期待ハズレ。けど、有名どころもたくさん書いてる有名作家さんなので懲りずに他も読んでいきたい。 …続きを読む
    ビグ
    2018年11月07日
    13人がナイス!しています
  • 余りに怖い復讐劇。登場人物の殆ど誰もがハッピーエンドを迎へない結末で、主人公の復讐の手の込みやうに「ここまでやるか!」と思つてしまふ。推理小説の、謎解きの爽快感がある作品ではなく、人間の業や悪をテーマ 余りに怖い復讐劇。登場人物の殆ど誰もがハッピーエンドを迎へない結末で、主人公の復讐の手の込みやうに「ここまでやるか!」と思つてしまふ。推理小説の、謎解きの爽快感がある作品ではなく、人間の業や悪をテーマに描くスリラー作品群のひとつで、『わるいやつら』や『けものみち』のやうな作品の仲間であるともいへさうだ。兄の弁護を断はられた主人公の過剰な逆恨みといふ展開の怖さはあるが、本来弱者の味方であるべき弁護士界の歪みや矛盾を焦点化してゐる。その意味で清張作品を貫く基本線はブレてゐない。 …続きを読む
    浅香山三郎
    2022年06月05日
    11人がナイス!しています
  • 社会を鋭く切り裂く作品。最後まで強烈な復讐。解説では筋違いと書いてあるがそうとばかりは言えないと思う。 社会を鋭く切り裂く作品。最後まで強烈な復讐。解説では筋違いと書いてあるがそうとばかりは言えないと思う。
    よっちゃん
    2016年11月03日
    2人がナイス!しています

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