掲載開始日 2019年07月09日
中西進編著の書き下ろし角川新書『万葉集の詩性』発売
各界の知的リーダー8人による「令和」典拠『万葉集』の格好の手引書
株式会社KADOKAWA(代表取締役社長:松原眞樹、本社:東京都千代田区)は、2019年7月10日(水)に角川新書にて『万葉集の詩性(ポエジー)』(編著:中西進)を発売します。
株式会社KADOKAWA(代表取締役社長:松原眞樹、本社:東京都千代田区)は、2019年7月10日(水)に角川新書にて『万葉集の詩性(ポエジー)』(編著:中西進)を発売します。
本書は中西進氏が国文学はもとより、ロシア文学や中国古典文学、小説、詩歌、編集工学まで各斯界の第一人者7人に呼びかけ、すべて書き下ろしにて構成しています。
いまこそ『万葉集』をもっと自由なもの、各々の歌を純粋に「詩」の息づかいと捉えなおしてみよう――。元号「令和」の典拠となった、日本最古の歌集を鑑賞するための新時代へ向けた格好の手引きとなる1冊です。
なお、本書編著者である中西進氏は「はじめに」にて以下のように綴っています。
「改元を機に今こそ日本の知的リーダーたちに、元号の元となった『万葉集』を日本人に語ってほしい(中略)まさに『万葉集』という鬱然たる森の魅惑を開拓して、多様な相貌を世に見せてくれるのに、令和の門出は絶好の時である」――(中西進「はじめに」より)
【目次】
はじめに
「三つの詩性」 中西 進
「自伝的万葉の旅」 池内 紀
「詩情と形式、あるいは魂と建築 巻十五「遣新羅使詩篇」を例に」 池澤夏樹
「万葉集とわたし」 亀山郁夫
「山上憶良と中国の詩」 川合康三
「いや重く謎」 高橋睦郎
「ふらふら万葉習養記」 松岡正剛
「万葉集エキサイトメント」 リービ英雄
【著者について】
●池内 紀:ドイツ文学者。エッセイスト。
●池澤 夏樹:作家。詩人。
●亀山 郁夫:ロシア文学者。名古屋外国語大学学長。
●川合 康三:中国文学者。京都大学名誉教授。
●高橋 睦郎:詩人、歌人、俳人。
●松岡 正剛:編集工学研究所所長。イシス編集学校校長。
●リービ 英雄:作家。法政大学国際文化学部教授。
●中西 進:文学博士。高志の国文学館館長、国際日本文化研究センター名誉教授、大阪女子大学名誉教授、京都市立芸術大学名誉教授。
【書誌情報】
書名:万葉集の詩性 令和時代の心を読む
著者名:中西進(編著)、池内紀、池澤夏樹、亀山郁夫、川合康三、高橋睦郎、松岡正剛、リービ英雄
発売日:2019年7月10日発売 ※電子書籍同日配信
定価:(本体840円+税)
体裁:新書判
ISBN 978-4-04-082320-1
ページ数:248
発行:株式会社KADOKAWA
URL: https://www.kadokawa.co.jp/product/321904000475/
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