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掲載開始日 2026年09月24日

PRTIMES

ブレイディみかこ氏、高野秀行氏も驚嘆・絶賛した異才が、新作を刊行!

『不倫が好きな文豪たち 未読でも既読でも楽しめる日本文学入門』10月1日発売



株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)より、10月1日にイザベラ・ディオニシオ著『不倫が好きな文豪たち(文豪たちにルビ:オトコとオンナ)』が刊行されます。

イザベラさんはヴェネツィア大学で日本語を学び、日本の古典文学、近現代文学を深く愛し、卒論は向田邦子、大学院では森茉莉、幸田文を研究対象にしていた文学オタク。新作もこれまでの著作も、すべて日本語で本人が執筆しています。

その筆力の高さ、「こんな紹介だったら古典の時間も楽しかったであろうに」と唸らせる文章の面白さで、ブレイディみかこさんや高野秀行さんも魅了したイザベラさんが今回挑んだのは……不倫文学!




本作の書影



前作刊行時に寄せられたブレイディみかこさんの賞賛にして笑賛



2023年12月31日にXに投稿された高野秀行さんの激賞


道ならぬ恋はエンタメの鉄板。だが、それはいつ、なぜ大ヒットしたのか?

やりはしないが故に、他人のそれには多くの人が好奇心を抱いてしまう禁忌破りは、作家にとって大衆の感情を刺激する格好の題材。日本では姦通罪がなくなった戦後に火が付き、数多のベストセラーが生まれていく。

だが、書かれ、売られたのは罪に問われなくなったからだけではない。近代のイエ制度に閉じ込められて、妻と母という役割しか許されなかった妻たちが、新たに「ひとりの女」として自我を取り戻したからだ。それによって、純潔と情熱の間をゆらゆらと揺れる素敵なヒロインたちが大勢誕生したのである。





姦通罪があった時代に投じられた、実は挑戦作の近松門左衛門『堀川波鼓』、夏目漱石『それから』。

最初の不倫もののベストセラーとなった大岡昇平『武蔵野夫人』。国会質問で不道徳として俎上に載せられた谷崎潤一郎『鍵』。よろめきブームという社会現象を生んだ三島由紀夫『美徳のよろめき』。

更に不倫文学を世に知らしめた向田邦子、瀬戸内寂聴からは『阿修羅のごとく』と『田村俊子』。

そして、忘れてならない原点『神曲』と『源氏物語』。

未読でも既読でも楽しめる日本文学+α入門。









【目次】

はじめに めくるめく不倫ワールド

プレリュード 地獄に落ちてもDESIRE ダンテ・アリギエーリ『神曲』

第一幕 古典的不倫マニュアル

 光源氏とオレンジの片割れ 紫式部『源氏物語』

 下級武士の悲鳴 近松門左衛門『堀川波鼓』

第二幕 文士たちの華麗なる姦通

 近代精神の罠 夏目漱石『それから』

 覗きの共犯者に仕立てられた読者 谷崎潤一郎『鍵』

第三幕 よろめきの誕生

 欲望の資本主義 大岡昇平『武蔵野夫人』

 ミシマ・ア・ラ・モード 三島由紀夫『美徳のよろめき』

第四幕 女が語る不倫の本音

 不倫の本家 瀬戸内寂聴『田村俊子』

 食べることと裏切ること 向田邦子『阿修羅のごとく』

おわりに

あとがき

主な参考文献

【書誌情報】

書名:『不倫が好きな文豪たち 未読でも既読でも楽しめる日本文学入門』

著者:イザベラ・ディオニシオ

発売日:2026年10月1日

価格:2090円(本体1,900円+税)

ISBN:9784041164921

発行:株式会社KADOKAWA

https://www.kadokawa.co.jp/product/322504000531/

【著者プロフィール】

イザベラ・ディオニシオ

1980年、イタリア生まれ。ヴェネツィア大学で日本語を学び、2005年に来日。お茶の水女子大学大学院修士課程(比較社会文化学日本語日本文学コース)修了後、現在まで日本でイタリア語・英語翻訳者および翻訳プロジェクトマネージャーとして活躍している。日本の古典文学、近現代文学を偏愛し、研究対象としていたのは森茉莉、幸田文。著書に『女を書けない文豪たち イタリア人が偏愛する日本近現代文学』(KADOKAWA)、『平安女子は、みんな必死で恋してた イタリア人がハマった日本の古典』『悩んでもがいて、作家になった彼女たち イタリア人が語る日本の近現代文学』(ともに淡交社)がある。