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掲載開始日 2023年11月30日

会社解散と共に消えた二億円の行方は――最注目ヒットメーカー伊岡瞬。新境地の企業サスペンス!

最新小説『清算』2023年11月30日(木)発売

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、2023年11月30日(木)に、伊岡瞬の最新小説『清算』を発売しました。



明日、会社がなくなる--。
誰もが嫉妬や欲望を隠さなくなった。
最後に残った二億円、おれがもらってもいいはずだ。

『代償』『本性』そして『仮面』と、常に新作が注目され続けるヒットメーカー伊岡瞬。本作『清算』では、会社解散という非日常の中で翻弄される主人公が、行方不明となった返済用資金の二億円の回収に挑みます。不可解な人事や、意味深な役員たちの発言。小さな違和感はやがて大きな謎へと膨らんでいき、事態はとんでもない方向へ加速していきます。崩壊する組織の中の人間模様と、二転三転する事件の謎が織りなす、新境地の企業サスペンスにご期待ください。
内容紹介


消えた返済用資金二億円の行方は? 
そして、真の悪は誰なのかーー。
広告代理店「八千代アドバンス」は、経営悪化により、会社を解散し清算することが決まる。制作部の畑井伸一は、総務部長に任命され、経験のない会社解散の手続きを担当することに。そんな中、負債の返済用資金二億円が元社員と共に消えてしまう。虎の子の二億円の行方を捜す畑井の前に次々と巻き起こるトラブル。金を取り戻し、八千代アドバンスの秘密を“清算”することはできるのか?

著者プロフィール 




伊岡 瞬(いおか・しゅん)
1960年東京都生まれ。広告会社勤務を経て、2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。16年『代償』で啓文堂書店文庫大賞を受賞し、同書は50万部を超えるベストセラーとなる。19年には『悪寒』で啓文堂書店文庫大賞を受賞し、同書も30万部を超えるベストセラーとなる。近著に『奔流の海』『仮面』『朽ちゆく庭』『白い闇の獣』『残像』など。

【受賞・候補歴】
2005年 『いつか、虹の向こうへ』 第25回横溝正史ミステリ大賞、テレビ東京賞 W受賞
2010年 『ミスファイア』 第63回日本推理作家協会賞(短編部門)候補
2011年 『明日の雨は。』 第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門) 候補
2014年 『代償』 第5回山田風太郎賞 候補
2016年 『代償』 啓文堂書店文庫大賞 受賞
2018年 『痣』 第20回大藪春彦賞 候補
2019年 『悪寒』 啓文堂書店文庫大賞 受賞
2020年 『不審者』 第41回吉川英治文学新人賞 候補

書誌情報


書名:清算
著者:伊岡瞬
発売:2023年11月30日(木)※電子書籍同日配信
定価:1,925円(本体1,750円+税)
判型:四六判
ページ数:376ページ
装丁:坂野公一(welle design)
装画:ケッソクヒデキ
ISBN:978‐4‐04‐112767‐4
発行:株式会社KADOKAWA
初出:小説 野性時代

KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322203001856/