• 連続刊行の１４巻。１３～１４巻が本当に面白かった。３年も待ったからな。ターニャさん天才。ゼートゥーア大将は老獪。独断専行、越権行為が帝国軍を救う。それは綱渡りであり、二人は未来を分かっている。「我ら帝 連続刊行の１４巻。１３～１４巻が本当に面白かった。３年も待ったからな。ターニャさん天才。ゼートゥーア大将は老獪。独断専行、越権行為が帝国軍を救う。それは綱渡りであり、二人は未来を分かっている。「我ら帝国軍航空魔導師。我に抗いうる敵はなし」東部の空で繰り返す言葉。帝国軍にとっての唯一の希望。連邦の黎明を打ち負かし、薄氷の勝利を掴む。そして「西方」とな。どうこの終戦させるのかが、物語の中心となるのか。ターニャが未来では歴史に埋もれてしまったのかがよく分かる話でもあった。次巻、来年の発売を期待して待つ。 …続きを読む
  なっぱaaua

  2023年10月17日
  38人がナイス！しています
• ある意味でこれは、「独ソ戦で独軍がこう戦ったとすれば」というシミュレーションであり、破滅は避けられないながら壊滅は防げたのではという思考実験なのでしょう。とはいえこれは、名案を考えて独断専行したものの ある意味でこれは、「独ソ戦で独軍がこう戦ったとすれば」というシミュレーションであり、破滅は避けられないながら壊滅は防げたのではという思考実験なのでしょう。とはいえこれは、名案を考えて独断専行したもののその実行に苦労する幼女と、そもそも帝国軍という組織の中で十指にも入らない地位であるはずの老人が組織する帝国軍がどう終焉を迎え、その先に何があるのかを期待させる物語。新しい仮想戦記とはこういうものになるのかな。　Dum spiro, spero.──生きているかぎり、希望はある──　たしかにそうだね。 …続きを読む
  鐵太郎

  2024年03月28日
  20人がナイス！しています
• ここで大きな分岐点。一人によって大きく歴史を変えてここからどうなるのか、でも見えてきてるのは戦争の終結。歴史が証明してるようにどう考えても諸々の人も含めた物資量が世界を相手に１国で戦うのは無茶すぎます ここで大きな分岐点。一人によって大きく歴史を変えてここからどうなるのか、でも見えてきてるのは戦争の終結。歴史が証明してるようにどう考えても諸々の人も含めた物資量が世界を相手に１国で戦うのは無茶すぎますよね。着地点が俄然気になってきました。次は早い新刊が出ることを望みます。 …続きを読む
  らいおねる

  2024年02月15日
  12人がナイス！しています

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