• 南極探検と明治の終わり迄を描く。南極探検は決死隊ではなく突進隊。連隊旗の一部を持った軍人である千歳には決死隊だったのだろう。樺太犬と突進隊の人々の絆、困難が伝わる。この巻は胸に迫る場面が多い。千歳が南 南極探検と明治の終わり迄を描く。南極探検は決死隊ではなく突進隊。連隊旗の一部を持った軍人である千歳には決死隊だったのだろう。樺太犬と突進隊の人々の絆、困難が伝わる。この巻は胸に迫る場面が多い。千歳が南極で連隊旗を抱き共に日本へ帰ろうと話す場面。生きる為の樺太犬の場面。千歳がマストで軍歌を口ずさむ場面。そして明治天皇が崩御し一つの時代が終わる場面。軍の糧食以外にも明治という時代を見つめることが出来る、知的好奇心を刺激する作品だったと思う。日清戦争の頃の補給も知りたくなったので、文献を探すとしよう。 …続きを読む
  yoshida

  2020年04月15日
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• 南極大陸に上陸するまでが大変で、上陸しても大変だった。荷物が木箱だもんな、、重いわ。。燃料、食糧が尽きて次には、、犬ゾリの犬を、、、しかも犬達を残して南極から帰るとか昔っからやってたんだ。。 南極大陸に上陸するまでが大変で、上陸しても大変だった。荷物が木箱だもんな、、重いわ。。燃料、食糧が尽きて次には、、犬ゾリの犬を、、、しかも犬達を残して南極から帰るとか昔っからやってたんだ。。
  こも　零細企業営業

  2020年10月04日
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• 最終巻5巻、分厚い。南極探検が未踏破に終わるのは史実から分かっていたから、探索の過程と主人公・千歳がどう己の気持ちの整理をつけるのか？に興味があった。開南丸の出向時「船が途中で沈没するんじゃないか？」 最終巻5巻、分厚い。南極探検が未踏破に終わるのは史実から分かっていたから、探索の過程と主人公・千歳がどう己の気持ちの整理をつけるのか？に興味があった。開南丸の出向時「船が途中で沈没するんじゃないか？」と恐怖した後「過ごしてきた場所や自分の命を惜しむ事ができるくらい良い人生をおくってきたんだ」と思う程、(寒村を飛び出し貧民窟で飢えていた)千歳にとって第一歩兵連隊が「故郷」になってたんだな。後、4巻で金鵄勲章を授与されたと書かれてあったが、奉天の会戦で「命がけで飯を運んだ」功績を評価されたと明らかになった。 …続きを読む
  ぷるっちょ

  2021年05月24日
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