増補版 土方歳三【増補版】

増補版 土方歳三【増補版】

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年01月22日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404031778

増補版 土方歳三【増補版】

  • 著者 大内 美予子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年01月22日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404031778

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「増補版 土方歳三【増補版】」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 新選組副長土方歳三を大内美予子が描く。舞台は近藤勇が捕縛される流山から。新選組にとって瓦解とも捉えられるところではあるが、土方歳三にとっては本領発揮の流れでだろう。縁故の人物が出ては消えていくことに物 新選組副長土方歳三を大内美予子が描く。舞台は近藤勇が捕縛される流山から。新選組にとって瓦解とも捉えられるところではあるが、土方歳三にとっては本領発揮の流れでだろう。縁故の人物が出ては消えていくことに物悲しさが漂う。「俺」と言う一人称で語られる土方の姿は少し新鮮。★★★☆☆ …続きを読む
    Die-Go
    2020年11月15日
    40人がナイス!しています
  • 今から43年前の本。大内美予子が描く土方歳三、流山から函館まで。あとがきにある「盟友近藤と別れた後の方が、むしろ一人の男としての本領を発揮し始めたのではないか」と記述に、確かにそういう面があるかもしれな 今から43年前の本。大内美予子が描く土方歳三、流山から函館まで。あとがきにある「盟友近藤と別れた後の方が、むしろ一人の男としての本領を発揮し始めたのではないか」と記述に、確かにそういう面があるかもしれないと思わされた。本書では、土方歳三の心理描写が多く、その変化の様子が興味深い。また、本書を読んで、経営者が歴史小説を好んで読む理由が少し分かった気がする。人心掌握、集団のタガが外れるときのきっかけ、揉め事の解決方法など、学ぶべきことが多かったのも収穫だった。 …続きを読む
    コジターレ
    2017年01月13日
    12人がナイス!しています
  • 鳥羽・伏見以降の話。あとがきにもあったように、土方歳三という人が本領を発揮したのは北へ敗走していく中でのことなんだろう。軍師土方が見られて嬉しい反面、秋山さんの本を読んだ後だとあっさりした印象を受けた 鳥羽・伏見以降の話。あとがきにもあったように、土方歳三という人が本領を発揮したのは北へ敗走していく中でのことなんだろう。軍師土方が見られて嬉しい反面、秋山さんの本を読んだ後だとあっさりした印象を受けた。淡々と、北進する旧幕府軍を描いているというか。近藤・沖田の死を報されたときの動揺や後悔はきっとあんなものではない。弁天台場へ向かうときの気迫もこのレベルではなかったはず。文章は好きだし、大内さんの『沖田総司』は、今後これを越える総司には出会えないだろうと思える位心に残る作品だったけど、今回は不完全燃焼かな。 …続きを読む
    あお
    2015年05月16日
    10人がナイス!しています

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