恨み忘れじ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784043943173
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恨み忘れじ

  • 著者 松村 比呂美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784043943173

身体が、殺意を覚えてる……。

理性で抑えようとしても、身体のどこかが疼くような感覚とともに深まっていく「殺意」。飛行中に空と海との感覚がわからなくなる状態に陥った男を描く「バーティゴ」など、人間の執念が引き起こす6つの心理ホラー。 理性で抑えようとしても、身体のどこかが疼くような感覚とともに深まっていく「殺意」。飛行中に空と海との感覚がわからなくなる状態に陥った男を描く「バーティゴ」など、人間の執念が引き起こす6つの心理ホラー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「恨み忘れじ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 短編6編。妬み、怒り、恨み、憎しみ、執着…憎まれて当然の人かも知れない、でももしかしたら逆恨みかも…いつもうしろが気になる、誰かに見られている気がする…そんなあなた、もしかしたら誰かに「恨み忘れじ」と思 短編6編。妬み、怒り、恨み、憎しみ、執着…憎まれて当然の人かも知れない、でももしかしたら逆恨みかも…いつもうしろが気になる、誰かに見られている気がする…そんなあなた、もしかしたら誰かに「恨み忘れじ」と思われているかも。読みやすく、もっといろんなのが読みたいと思わせる一冊。 …続きを読む
    モルク
    2019年07月14日
    73人がナイス!しています
  • 初読み作家&読友さんオススメ!暗くて恨みが詰まった短編集^ ^なかなかダークで結構暗い物語。短編集なので読みやすくわかりやすい。でも恨みの短編集は途中から心が折れそうになってしまう(^^;; 初読み作家&読友さんオススメ!暗くて恨みが詰まった短編集^ ^なかなかダークで結構暗い物語。短編集なので読みやすくわかりやすい。でも恨みの短編集は途中から心が折れそうになってしまう(^^;;
    ぷっくん
    2016年07月04日
    50人がナイス!しています
  • ”恨み忘れじ”という題名が一番怖い。この言葉がずっと頭に植え付けられていたので、どの話も先の展開が気になって仕方がなかった。出てくる嫌な人物は本当に非道い性格。読めば読むほどムカつき具合が度を越していっ ”恨み忘れじ”という題名が一番怖い。この言葉がずっと頭に植え付けられていたので、どの話も先の展開が気になって仕方がなかった。出てくる嫌な人物は本当に非道い性格。読めば読むほどムカつき具合が度を越していった。さらに淡々としながらもすらすらと流れるような文章で描かれるので話にのめり込んでいく。やがて捻りの効いた真相に辿り着き得も言えぬ気持ちに包まれた。各篇どれも味わい深いが、切ない「永遠の友達」、オチが効いてる「チョコレート」が特に印象に残る。さらりとしてるけどゾワッとする締め方がクセになる作品だった。 …続きを読む
    buchipanda3
    2018年12月02日
    46人がナイス!しています

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