- 著者 藤原 祐
- イラスト 椋本 夏夜
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年03月10日
- 判型:
- A6判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 296
- ISBN:
- 9784048676014
アカイロ/ロマンス3 薄闇さやかに、箱庭の
- 著者 藤原 祐
- イラスト 椋本 夏夜
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年03月10日
- 判型:
- A6判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 296
- ISBN:
- 9784048676014
浅野檻江、十七歳。彼女の口ずさむ詩は、まるで──。
学校帰りの夕方だった。景介はひとりの少女と出会う。 公園のフェンスの上に腰掛け、詩を口ずさむ娘。しかしその詩は、景介の姉、雅が昔よく諳んじていたものだった。少女は檻江と名乗った。繁栄派に属する[鈴鹿の一族]でありながら、景介に敵意を──いや、それどころか何の感情も示さない奇妙さで以て。 失踪した姉の手掛かりを掴むために檻江の後を追った景介だったが、辿り着いた先の病院で、一族にまつわる新たな秘密を知ることになる。 鈴鹿の一族が抱える病、そして闇。それらは歪に澱み、景介をも蝕もうと鎌首をもたげていた──。 追憶と鮮血の紡ぐ幻想伝奇(ロマンス)、第三幕!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「アカイロ/ロマンス3 薄闇さやかに、箱庭の」感想・レビュー
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再読。姉の事を知っている謎の少女檻江に連れられてきた、鈴華一族中立の地である篠田医院で景介たちは繁栄派からの襲撃に遭う事になる話。今回も安定の血まみれ展開、女の子たちが血みどろになるのは最早当たり前の …続きを読む2015年08月14日30人がナイス!しています
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藤原さんは進ませ方うまいよなあと唸りつつ。檻江さんと景介の、姉を挟んでの決着のつけ方が良かった。この巻あたりまではマイルドなんだけどね!ぐいぐい読んでしまいます。2013年10月18日13人がナイス!しています
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9月に刊行予定の新シリーズも楽しみな、藤原祐×椋本夏夜のタッグによる血塗れの現代奇譚3巻目。いやはや、鈴鹿の一族にまつわる謎はますます深まりますねー。景介や枯葉たちを通じ一貫して描かれてる“強さ故の脆さ …続きを読む2013年08月30日12人がナイス!しています