• 新藤氏の純恋三部作の完結編という位置付けらしい。主要人物の１人である純也の事をずっと(じゅんや)だと思っていたけど後半(p344)になっていきなり純也(なり)というふりがなが記されており大いに混乱する。「え！ず 新藤氏の純恋三部作の完結編という位置付けらしい。主要人物の１人である純也の事をずっと(じゅんや)だと思っていたけど後半(p344)になっていきなり純也(なり)というふりがなが記されており大いに混乱する。「え！ずっとじゅんやだと思ってたけど本当はじゅんなりだったんだ！！」という衝撃のラスト！そこが一番の衝撃かな。若者の会話描写については年配者？である著者が「若者はこんな感じでやり取りしてるんだろう？」みたいな印象が強くストーリーには入り込めなかった。★★☆☆☆ …続きを読む
  Take@磨穿鉄靴

  2021年02月07日
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• 紅茶専門店に勤める夏陽に常連客の純也がかけた言葉は、「美味しい紅茶を飲みに行きませんか？」だった。こんなベタな始まりの物語は純也がMCIを発症することで切なく胸が締め付けられる物語へと展開していく。交通 紅茶専門店に勤める夏陽に常連客の純也がかけた言葉は、「美味しい紅茶を飲みに行きませんか？」だった。こんなベタな始まりの物語は純也がMCIを発症することで切なく胸が締め付けられる物語へと展開していく。交通事故や病気で最愛の人が亡くなる物語はとても悲しいが、その場にいるのに記憶だけを無くしていく物語はもっと悲しい。荻原浩さんの〝明日の記憶〟に近い感じ。違うのはあっちが熟年夫婦でこっちがピュアなカップル。それとあっちが若年性アルツハイマー病で、こっちがMCI(経度認知障害)。病名は軽度でも起きていることは重度。 …続きを読む
  タルシル📖ヨムノスキー

  2020年08月17日
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• 図書館で目に入り、読み始めた。 1頁目を読んで、その時点でもう好きに為った。 初めて新堂さんの作品を読んだけど、だめ。 言葉1つ1つが優しくて、表現の仕方に素直に惚れました。 「おいしい紅茶を、飲みに行きま 図書館で目に入り、読み始めた。 1頁目を読んで、その時点でもう好きに為った。 初めて新堂さんの作品を読んだけど、だめ。 言葉1つ1つが優しくて、表現の仕方に素直に惚れました。 「おいしい紅茶を、飲みに行きませんか？」 この言葉が切なくて、愛おしい。 登場人物が全員好き。物語の後はどうなったんでしょう。 いつか夏陽の様に心の底から 「あなたに逢えて良かった」 と言える恋をしてみたい。素敵な物語が読めて幸せです。 この本に出会えてよかった。 …続きを読む
  紫乃束✓

  2016年06月10日
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