豪商伝 薩摩・指宿の太平次

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
512
ISBN:
9784041633519
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豪商伝 薩摩・指宿の太平次

  • 著者 南原 幹雄
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
512
ISBN:
9784041633519

幕末、薩摩はいかにして雄藩へと飛翔したか?

三井、鴻池に並ぶ豪商と謳われた薩摩の海運商・浜崎家は、八代目太平次の時代、藩政改革を進める家老・調所広郷と結び、全盛を迎えた。その富で、薩摩を一躍雄藩へと押し上げた男の、先見に満ちた不屈の生涯。 三井、鴻池に並ぶ豪商と謳われた薩摩の海運商・浜崎家は、八代目太平次の時代、藩政改革を進める家老・調所広郷と結び、全盛を迎えた。その富で、薩摩を一躍雄藩へと押し上げた男の、先見に満ちた不屈の生涯。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「豪商伝 薩摩・指宿の太平次」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 小松帯刀の伝記に浜崎太平次が出てきて気になっていたので読んだ。面白い部分もあったが、史料が少ないのか、主人公が商人だからなのか、話が大きく動かず、中途半端なフィクションでお茶を濁しているページが多かっ 小松帯刀の伝記に浜崎太平次が出てきて気になっていたので読んだ。面白い部分もあったが、史料が少ないのか、主人公が商人だからなのか、話が大きく動かず、中途半端なフィクションでお茶を濁しているページが多かった。終盤、西郷が出てきてから主人公がほぼ脇にうっちゃられて政変を中心に話が進んでいくが、そこら辺が一番面白いというw 他人が扱っていない題材に敢えて挑むフロンティア精神は買うが、小説家としての力量が足りていない感じ。フィクション部分にもっと力があればグッと面白くなったであろうと考えると惜しい作品です。 …続きを読む
    自然堂
    2010年10月11日
    5人がナイス!しています
  • 山木の商いを立て直す為太兵衛は 琉球の商いに奔走していた中 調所笑左衛門に呼び出しがかる 前の藩主の残した借財と新たな収入を得るため抜け荷を奨励する 太兵衛は蝦夷地へ商いを得るため北陸を経て利益の出る産物 山木の商いを立て直す為太兵衛は 琉球の商いに奔走していた中 調所笑左衛門に呼び出しがかる 前の藩主の残した借財と新たな収入を得るため抜け荷を奨励する 太兵衛は蝦夷地へ商いを得るため北陸を経て利益の出る産物を探す やがて銭屋五平と出会い航益を増やす もう山木の商いを取り戻した しかし島津斉彬の裏切りで調所は失脚し太兵衛は証拠の品を隠し新たな商いをせざるを得ない事になる 商人の岐路に立つ。 …続きを読む
    山内正
    1970年01月01日
    3人がナイス!しています
  • 歴史関係の本に興味関心がある私にとって、興味深い一冊であった。没落した商人がかつての繁栄を取り戻す展開と思っていたが、深く歴史を動かす商人の活躍談。薩摩藩の財政立て直しに活躍し幕末から明治にかけての世 歴史関係の本に興味関心がある私にとって、興味深い一冊であった。没落した商人がかつての繁栄を取り戻す展開と思っていたが、深く歴史を動かす商人の活躍談。薩摩藩の財政立て直しに活躍し幕末から明治にかけての世替わりを金銭的にバックアップし最後は新選組に切られてしまう。また関連する本を続けて読みたくなった。しかし、以前から言われているように薩摩が琉球を搾取したのも間違い無い。とんでもないことだ。 …続きを読む
    よっちゃん
    2021年07月25日
    2人がナイス!しています

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