• アニメをちろっと見て、死者から大切な人へ手紙が届くって言う設定が面白くて１巻だけ買った。こういうしっとりと読ませるラノベも電撃文庫はあるからバトル系に疲れたときはこういうラノベで気分転換して…これが染 アニメをちろっと見て、死者から大切な人へ手紙が届くって言う設定が面白くて１巻だけ買った。こういうしっとりと読ませるラノベも電撃文庫はあるからバトル系に疲れたときはこういうラノベで気分転換して…これが染み入ってたのよね、当時(笑)。改めて読み直して個人的には『父さんの眼差し』が好きでした。 …続きを読む
  神太郎

  2021年11月23日
  29人がナイス！しています
• 死後文（シゴフミ）。それは現世に想いを残した死者が最愛の人に認める手紙。ある時は自らの半身に、ある時は恋人に、ある時は苦しい思いをさせた愛娘に。白い縁取りのされた真黒い切手が貼られたシゴフミを配達する 死後文（シゴフミ）。それは現世に想いを残した死者が最愛の人に認める手紙。ある時は自らの半身に、ある時は恋人に、ある時は苦しい思いをさせた愛娘に。白い縁取りのされた真黒い切手が貼られたシゴフミを配達するのは大時代な郵便配達夫を思わせる格好をした文伽と大きな杖のマヤマ。冷徹なのに愛情溢れる文伽と、登場人物（？）の中で実は一番人間臭いマヤマによって、終わってしまった人生に意味があった事、これから生きていく人生に意味がある事を思い起こさせてくれる物語。特にジルのシゴフミに涙。あと、貴明、典子の手紙読んでますね。 …続きを読む
  スー

  2016年06月27日
  11人がナイス！しています
• まず「飛べない蝶」。正直な感想としてあんまり好きじゃなかった。設定を書くための物語って感じで、悪くないんだけど熱量が足りない感じ。ああ、こんなもんかってちょっとがっかり。「ひとひらの想い」はまあ、言い まず「飛べない蝶」。正直な感想としてあんまり好きじゃなかった。設定を書くための物語って感じで、悪くないんだけど熱量が足りない感じ。ああ、こんなもんかってちょっとがっかり。「ひとひらの想い」はまあ、言いたいことはわかるんだけどねえ、って感じ。でも、最後の最後「父さんのまなざし」で評価が一転させられる。一つ前の「ひとひらの想い」も綺麗に補完した上で、非常に高い完成度を見せつける。なんとうか、うおお、いいじゃんって気分。まさにラノベに求めてるのはそういう気分です。一冊通しての総評として、かなり面白かったです。 …続きを読む
  吉野ヶ里

  2014年08月05日
  11人がナイス！しています

powered by