オレンジの季節

オレンジの季節

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年07月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784048737050

オレンジの季節

  • 著者 鯨 統一郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年07月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784048737050

鯨統一郎が放つ、本格家族小説!?

会社員の立花薫は、憧れの上司・戎怜華にプロポーズした。怜華が突きつけた結婚の条件は「薫が専業主夫になること」だった。泣く泣く戎家の主夫となる薫。慣れない家事に忙殺され、薫のストレスは爆発寸前になり…。 会社員の立花薫は、憧れの上司・戎怜華にプロポーズした。怜華が突きつけた結婚の条件は「薫が専業主夫になること」だった。泣く泣く戎家の主夫となる薫。慣れない家事に忙殺され、薫のストレスは爆発寸前になり…。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「オレンジの季節」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 最後の直前までは家族小説、と言うか、大家族の戎家に婿入りした薫の、主夫生活を描いたもので、私も共働きで家事もしているので、同調して読む事が出来ました。最初に主夫にならないなら結婚しないと言われて唯々諾 最後の直前までは家族小説、と言うか、大家族の戎家に婿入りした薫の、主夫生活を描いたもので、私も共働きで家事もしているので、同調して読む事が出来ました。最初に主夫にならないなら結婚しないと言われて唯々諾々と結婚する薫に不満で、祖母の世話までさせる親たちにも不満で、読むのが億劫でしたが、ギクシャクしていた薫と戎家の家族が徐々に打ち解けていく所は読んでいて良かったです。鯨作品にしては珍しくこのまま終わるのかと思いきや、最後の最後に驚愕が待っていました。しかし、蛇足以外の何者でもないと断言できるサプライズでした。 …続きを読む
    ローリー
    2012年04月11日
    12人がナイス!しています
  • 『あすなろの詩』と同じ超展開に思わず苦笑いしてしまったけど、こちらの殺戮の章は安っぽいSFファンタジー(?)と化していてもう何が何だか。平和の章での専業主夫として妻の実家で四苦八苦する薫の奮闘ぶりが陳腐 『あすなろの詩』と同じ超展開に思わず苦笑いしてしまったけど、こちらの殺戮の章は安っぽいSFファンタジー(?)と化していてもう何が何だか。平和の章での専業主夫として妻の実家で四苦八苦する薫の奮闘ぶりが陳腐ながらも結構面白かったんだけどなぁ。まぁいくら十年近く前に刊行された作品だからって怜華やその家族の専業主婦(主夫)に対する余りにも前時代的な考え方には鼻白んだけども、そこを差し引いても薫と怜華一家やご近所との関係がどう変化していくのか興味あっただけになんじゃこりゃな結末。ほんと、どうしてこうなった。 …続きを読む
    アイリーン子
    2015年10月28日
    9人がナイス!しています
  • 最後の展開について辛口レビューも多いようだけれど、私は鯨作品らしいと納得してしまった。途中までの展開があまりにも"らしくなかった"ので。やっぱりこうじゃなきゃ鯨統一郎さんじゃないわ。途中までの専業主夫物 最後の展開について辛口レビューも多いようだけれど、私は鯨作品らしいと納得してしまった。途中までの展開があまりにも"らしくなかった"ので。やっぱりこうじゃなきゃ鯨統一郎さんじゃないわ。途中までの専業主夫物語もなかなか愉しめた。 …続きを読む
    れもん
    2012年05月03日
    7人がナイス!しています

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