怨念の日本文化 幽霊篇

怨念の日本文化 幽霊篇

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年07月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784047032613
label

怨念の日本文化 幽霊篇

  • 著者 阿部 正路
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年07月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784047032613

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「怨念の日本文化 幽霊篇」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 万葉集から安部公房まで、日本文学の中で描かれている"幽霊"の系譜を辿る。「竹取物語」ではかぐや姫に死の世界からの使者の姿を見、「源氏物語」には跋扈する六条御息所の怨霊の霊威を綴り、「仮名草子」では墓場で 万葉集から安部公房まで、日本文学の中で描かれている"幽霊"の系譜を辿る。「竹取物語」ではかぐや姫に死の世界からの使者の姿を見、「源氏物語」には跋扈する六条御息所の怨霊の霊威を綴り、「仮名草子」では墓場で踊って歌う骸骨達を紹介。日本の古典文学には常に霊の存在があり、それは日本の人々の価値観の反映でもあった、という。「雨月物語」にある、関白秀次一族の霊が大群で出現して、山中を「くつ音高く」練り歩き、自分達を陥れたという三成に「復讐してやる!」と叫んだ、という話が日本の幽霊らしからぬアクティブさで珍しい。 …続きを読む
    印度 洋一郎
    2011年10月11日
    1人がナイス!しています
  • 面白いんですよ。ただ筆者に客観性が無いので少し鬱陶しい。もう少し文章鍛錬が必要って、国文学者に言う台詞ではないけれど。(苦笑) 面白いんですよ。ただ筆者に客観性が無いので少し鬱陶しい。もう少し文章鍛錬が必要って、国文学者に言う台詞ではないけれど。(苦笑)
    林 一歩
    2011年09月19日
    0人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品