いちばん初めにあった海

いちばん初めにあった海

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年05月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043539017
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いちばん初めにあった海

  • 著者 加納 朋子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年05月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043539017
千波が偶然見つけた本「いちばん初めにあった海」。読んだことのない本をめくると、中には未開封の封筒があり、「私も人を殺したことがある」という内容が。千波は過去の記憶を辿るが……。 千波が偶然見つけた本「いちばん初めにあった海」。読んだことのない本をめくると、中には未開封の封筒があり、「私も人を殺したことがある」という内容が。千波は過去の記憶を辿るが……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「いちばん初めにあった海」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 樹齢数百年の大樹は様々な歴史と些末な我々の悩みや営みに寄り添って生きている。いわば神なる存在。『7人の敵が~』で爆笑し、以降数冊の加納作品を読んできたがここで断言したい!本作で加納朋子さまに心頭崇拝す 樹齢数百年の大樹は様々な歴史と些末な我々の悩みや営みに寄り添って生きている。いわば神なる存在。『7人の敵が~』で爆笑し、以降数冊の加納作品を読んできたがここで断言したい!本作で加納朋子さまに心頭崇拝することを❗度々の不幸に自責の念を持つ千波は、自身も身に覚えがない『記憶の空白期』があり、現在と過去と、とある一冊の本との網目をさ迷い、ついに感動と感涙の真実に辿り着く最初の編。続く編の『化石の樹』を読み終わって初めて解る、本作を通した貫通のテーマ!上手い!登場人物の内面を抉り描く行方を是非ご堪能あれ‼️🙇 …続きを読む
    三代目 びあだいまおう
    2019年02月16日
    251人がナイス!しています
  • 『ノックしなきゃ、ドアは開かないよ』というとおり、私たちが隠された真実を突き止めるためには、自らがアクションを起こしていく必要があります。この作品では、『いったいこれは何なのだ?なぜこんな手紙が、本の 『ノックしなきゃ、ドアは開かないよ』というとおり、私たちが隠された真実を突き止めるためには、自らがアクションを起こしていく必要があります。この作品では、『いったいこれは何なのだ?なぜこんな手紙が、本の間にはさんであったのだ?』と思う主人公の行動の先に、それまで隠されていたまさかの真実の扉が開きました。”小説内小説”が、そして”手記”が二つのそれぞれの中編の中に深い意味を持って展開していくこの作品。加納朋子さんのミステリーの構成の上手さと、その背景に描かれる奥深い物語にすっかり魅せられた、そんな作品でした。 …続きを読む
    さてさて
    2022年01月12日
    185人がナイス!しています
  • 2編の緩いミステリー。ともに切ない感じの話で終わり方がよかった。 2編の緩いミステリー。ともに切ない感じの話で終わり方がよかった。
    ダイ@2019.11.2~一時休止
    2014年09月15日
    108人がナイス!しています

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