緋文字

緋文字

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年11月16日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784042137023
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緋文字

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年11月16日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784042137023

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「緋文字」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ピューリタン時代にはその愛は許されない。罪を問われ、見せしめと悔悟の日々。 それでもプリンとパールは強く生きる。 この描写がホーソンの素晴らしさ。 ピューリタン時代にはその愛は許されない。罪を問われ、見せしめと悔悟の日々。 それでもプリンとパールは強く生きる。 この描写がホーソンの素晴らしさ。
    Koichiro Minematsu
    2024年12月08日
    44人がナイス!しています
  • 舞台はアメリカが植民地だった17世紀。清教徒の新世界で夫ある身で牧師と不倫をした女性は生涯Aの緋文字を胸に付けることに。公の断罪の場で不倫相手の名前を迫るのが外ならぬ牧師自身。女性は牧師を守るため沈黙を 舞台はアメリカが植民地だった17世紀。清教徒の新世界で夫ある身で牧師と不倫をした女性は生涯Aの緋文字を胸に付けることに。公の断罪の場で不倫相手の名前を迫るのが外ならぬ牧師自身。女性は牧師を守るため沈黙を貫く。牧師は告白することなく善良な牧師を装い信者を欺き続ける。当然自責の念に苦しむが最後まで罪を償う事はない。偽りの宗教的カリスマで社会的地位を得るが不都合は当の女性の愛に頼る。何ともやりきれない話だが、この同じ道徳的風土を今のアメリカも綿々と受け継いでいるのではと今回の大統領選挙を見ていて思ってしまった。 …続きを読む
    おとん707
    2024年11月08日
    9人がナイス!しています
  • 序文で挫折しかかったけど、本編が面白い。硬質な文章と、登場人物の内面に切り込んでいく視点が現在でも刺激的。宗教色が強いので万人向けではないだろうが、「罪」というものに関して深く考えたいのであれば一読の 序文で挫折しかかったけど、本編が面白い。硬質な文章と、登場人物の内面に切り込んでいく視点が現在でも刺激的。宗教色が強いので万人向けではないだろうが、「罪」というものに関して深く考えたいのであれば一読の価値はあると思われる。ラブストーリーとしての読み方もできるし。 …続きを読む
    乙郎さん
    2009年03月17日
    5人がナイス!しています

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