ばくうどの悪夢

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年10月24日
判型:
文庫判
ページ数:
544
ISBN:
9784041150122
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ばくうどの悪夢

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年10月24日
判型:
文庫判
ページ数:
544
ISBN:
9784041150122

眠れば、死ぬ――

東京から父の地元に越してきた「僕」は、何かに追われる悪夢に悩まされていた。夢で傷付いた箇所に、現実でも現れる謎の痣。急死した同級生の遺体にも同じ痣を見つけた「僕」は、父の幼馴染の野崎と妻の真琴に助けを求める。彼らの調査と対策で「僕」や同級生らが件の悪夢を見ることはなくなり、事態は解決したかに思われた。しかし、今度は「僕」の夢に「比嘉琴子」と名乗る女性が現れ――。
東京から父の地元に越してきた「僕」は、何かに追われる悪夢に悩まされていた。夢で傷付いた箇所に、現実でも現れる謎の痣。急死した同級生の遺体にも同じ痣を見つけた「僕」は、父の幼馴染の野崎と妻の真琴に助けを求める。彼らの調査と対策で「僕」や同級生らが件の悪夢を見ることはなくなり、事態は解決したかに思われた。しかし、今度は「僕」の夢に「比嘉琴子」と名乗る女性が現れ――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序章
第一章
第二章
幕間
第三章
第四章
第五章
終章

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「ばくうどの悪夢」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 比嘉姉妹シリーズの4冊目の長編で現時点での最高傑作だと思える面白さでしたよ。病院を襲う大量殺人事件と子供達に迫る死を呼ぶ怪物「ばくうど」にライター野崎と比嘉姉妹が挑む。前半では犯人当てミステリーの多重 比嘉姉妹シリーズの4冊目の長編で現時点での最高傑作だと思える面白さでしたよ。病院を襲う大量殺人事件と子供達に迫る死を呼ぶ怪物「ばくうど」にライター野崎と比嘉姉妹が挑む。前半では犯人当てミステリーの多重解決とショッキングな展開と強烈な騙しのトリックが炸裂し、後半では二転三転するどんでん返しのサスペンスの怪物との戦いの終りの見えない迷宮の如き展開に戦慄が込み上げ頁を繰る手が止まらなくなりましたよ。著者はいろんなパターンの恐怖で楽しませてくれる変幻自在の名手ですね。非常に心配なラストですので新作を待望しますね。 …続きを読む
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