- 著者 澤村伊智
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784041073223
などらきの首
- 著者 澤村伊智
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784041073223
第72回推理作家協会賞短編部門受賞作収録! 比嘉姉妹シリーズ最新刊!
【第72回推理作家協会賞短編部門受賞「学校は死の匂い」収録!】
雨の日にだけ、体育館に幽霊が出る――。 小学六年生の美晴は、学校に伝わる心霊めいた噂通りに体育館のキャットウォークから飛び降りる白い少女を目撃する。白い少女の正体は何か、何故彼女は飛び降りるのか。姉・琴子に対抗するため、美晴は真相究明に挑むが!?(受賞作「学校は死の匂い」)
「などらきさんに首取られんぞ」祖父母の住む地域に伝わる“などらき”という化け物。刎ね落とされたその首は洞窟の底に封印され、胴体は首を求めて未だに彷徨っているという。しかし不可能な状況で、首は忽然と消えた。僕は高校の同級生の野崎とともに首消失の謎に挑むが……。 (表題作「などらきの首」)
雨の日にだけ、体育館に幽霊が出る――。 小学六年生の美晴は、学校に伝わる心霊めいた噂通りに体育館のキャットウォークから飛び降りる白い少女を目撃する。白い少女の正体は何か、何故彼女は飛び降りるのか。姉・琴子に対抗するため、美晴は真相究明に挑むが!?(受賞作「学校は死の匂い」)
「などらきさんに首取られんぞ」祖父母の住む地域に伝わる“などらき”という化け物。刎ね落とされたその首は洞窟の底に封印され、胴体は首を求めて未だに彷徨っているという。しかし不可能な状況で、首は忽然と消えた。僕は高校の同級生の野崎とともに首消失の謎に挑むが……。 (表題作「などらきの首」)
メディアミックス情報
NEWS
「などらきの首」感想・レビュー
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澤村 伊智は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。本書は、比嘉姉妹シリーズのホラー短編集でした。オススメは『ゴカイノカイ』&『などらきの首』の2作です。それにしても表紙のセンスのなさは、どうしたのでし …続きを読む2018年12月03日417人がナイス!しています
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スピンオフ短編が6つ…比嘉姉妹たちの過去の物語はファンには楽しく、もう会えないと思っていた美晴に再会できたのも嬉しかった。カットアウトで終わって、余韻を持たせる手法もニクイ!怖さとしては『ぼぎわん』や …続きを読む2018年12月03日327人がナイス!しています
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「ぼぎわんが、来る」「ずうのめ人形」に続く短編集。いずれも登場人物の誰かが比嘉姉妹や前二作の関係者。「居酒屋脳髄談義」が抜群に面白い。ミステリーのような話の運び方だが、最後はやはり怪異に結びつく。カス …続きを読む2018年10月27日236人がナイス!しています
著者紹介
澤村 伊智(さわむら いち)
1979年大阪府生まれ。東京都在住。幼少時より怪談/ホラー作品に慣れ親しみ、岡本綺堂の作品を敬愛する。
2015年『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは『ぼぎわん』)で第22回日本ホラー小説大賞<大賞>を受賞。巧妙な語り口と物語構成によって、全選考委員から高い評価を獲得した。
新たなホラーブームを巻き起こす旗手として期待されている。
2015年『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは『ぼぎわん』)で第22回日本ホラー小説大賞<大賞>を受賞。巧妙な語り口と物語構成によって、全選考委員から高い評価を獲得した。
新たなホラーブームを巻き起こす旗手として期待されている。