ぼぎわんが、来る

映画化作品|コミカライズ化作品

第22回日本ホラー小説大賞

ぼぎわんが、来る

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年02月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041064290
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映画化作品|コミカライズ化作品

第22回日本ホラー小説大賞

ぼぎわんが、来る

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年02月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041064290

全選考委員が絶賛した第22回日本ホラー小説大賞受賞作!

幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。
それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。
その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか?
愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。
真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか……。

“あれ”からは決して逃れられない――。綾辻行人・貴志祐介・宮部みゆきら絶賛の第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作!
幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。
それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。
その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか?
愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。
真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか……。

“あれ”からは決して逃れられない――。綾辻行人・貴志祐介・宮部みゆきら絶賛の第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

登場人物紹介

おすすめコメント

文句なしに面白いホラーエンタテイメントである。
――綾辻行人氏

大当たりだった。選考しながら早く先を読みたくてならない作品は稀有。
――貴志祐介氏

恐怖を現在進行形で味わうことができます。迷わず大賞に推しました。
――宮部みゆき氏

比嘉姉妹シリーズ



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「ぼぎわんが、来る」PV解禁!

「ぼぎわんが、来る」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ホラーであること以外、何の情報も持たず読み始める。短編集かと思ったら長編小説だった。章毎に夫、妻、フリーライターの立場で一家を狙う怪異の顛末が描かれる。終盤までグイグイ読ませる筆力あり。ただ、クライマ ホラーであること以外、何の情報も持たず読み始める。短編集かと思ったら長編小説だった。章毎に夫、妻、フリーライターの立場で一家を狙う怪異の顛末が描かれる。終盤までグイグイ読ませる筆力あり。ただ、クライマックスたる【ほぎわん】と琴子の対決は迫力はあるものの単調でメリハリに欠け、しかもかなり長く途中で眠くなる。家族がお互いを思い大切にしないと家に魔物を引き寄せてしまうので気をつけましょう、という本。巫女の琴子と真琴の姉妹をもう少し前面に出せばシリーズ物としてやって行けそうなのに、と思っていたら既になってました。 …続きを読む
    青乃108号
    2022年09月10日
    525人がナイス!しています
  • 短編以外では初読み作家の澤村伊智さんのデビュー作ですね。著者の初期作の成功の一因は題名の法則「ひらがな+少しの漢字」が良かったのでしょうね。でも映画化のタイトル「来る」は欧米並みのシンプルさとは言えあ 短編以外では初読み作家の澤村伊智さんのデビュー作ですね。著者の初期作の成功の一因は題名の法則「ひらがな+少しの漢字」が良かったのでしょうね。でも映画化のタイトル「来る」は欧米並みのシンプルさとは言えあまり良いとは思いませんけどね。ブギーマンよりもぼぎわんを不気味に感じるのは日本人だからでしょう。完全に創作とはわかっていても何となく化け物が存在感を持っているのも凄いなと思います。私はホラー長編に苦手意識を持っていましたが、厳しい事ばかりを望んでも仕方ない事で、これだけ恐ろしく楽しませて頂けて大満足でしたね。 …続きを読む
    夢追人009
    2022年08月19日
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  • ★★★★☆ 初読。扉一枚隔てた向こう側から名前を呼ぶ"何か"。極めて近くに得体の知れないモノがいて、確認しようと思ったら扉を開けるか、誰何しないと分からないというシチュエーションって怖いね。 "何か"に執拗に ★★★★☆ 初読。扉一枚隔てた向こう側から名前を呼ぶ"何か"。極めて近くに得体の知れないモノがいて、確認しようと思ったら扉を開けるか、誰何しないと分からないというシチュエーションって怖いね。 "何か"に執拗に狙われる家族は救われるのか?家庭的なパパ、温厚な旧友、昔ながらの祖母等登場人物の姿が反転する中盤の捻りにびっくり。霊能者達の支援でホッとして、彼らの想定を超える怪物の猛威に慄く、この弛緩と緊張のバランスも良い。真琴さんの孤独とけなげさにもヤラれてしまった。がんばれ!これは次も読まなくては。 …続きを読む
    bookkeeper
    2018年12月13日
    400人がナイス!しています

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著者紹介

写真:澤村 伊智(さわむら いち)

澤村 伊智(さわむら いち)

1979年大阪府生まれ。東京都在住。
幼少時より怪談/ホラー作品に慣れ親しみ、岡本綺堂の作品を敬愛する。2015年『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは『ぼぎわん』)で第22回日本ホラー小説大賞<大賞>を受賞。巧妙な語り口と物語構成によって、全選考委員から高い評価を獲得した。
新たなホラーブームを巻き起こす旗手として期待されている。

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