- 著者 宮部 みゆき
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年06月12日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 656
- ISBN:
- 9784041089811
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続
- 著者 宮部 みゆき
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年06月12日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 656
- ISBN:
- 9784041089811
宮部みゆきのライフワーク!聞き手おちかの卒業でむかえる、第一期完結編!
三島屋の主人伊兵衛は、傷ついた姪の心を癒やすため、語り捨ての変わり百物語を始めた。悲しみを乗り越えたおちかが迎える新たな語り手は、なじみの貸本屋「瓢箪古堂」の若旦那勘一。彼が語ったのは、読む者の寿命を教える不思議な冊子と、それに翻弄された浪人の物語だった。勘一の話を引き金に、おちかは自身の運命を変える重大な決断を下すが……。怖いけれども癖になる。三島屋シリーズ第五弾にして、第一期の完結編!
メディアミックス情報
NEWS
「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」感想・レビュー
-
人の願いの毒とそれを食らうもののおぞましさ。幼くして逝った若君の魂との交流、悪しきものとそれを封じる人々、読んではいけない本を読んだ者の宿命、愛らしい猫に隠された切ない事情。相変わらず粒ぞろいの三島屋 …続きを読む2021年01月13日106人がナイス!しています
-
聞き手が二人になり、「聞き捨て」に「絵」が加わって、おちかの胸に重く沈んでいた悲しみが少しずつ和らいできたようです。その結果が表紙の幸せな姿。でも、幸せになろうと決心させたものの中に、百物語で聞いたあ …続きを読む2020年07月24日104人がナイス!しています
-
中編5話のシリーズ5作目。好きなのは、“もんも(化け物)声”をもって生まれた女性が語る数奇な半生の「だんまり姫」。一国様が「暗獣」のくろすけと重なる心温まる一編でした。また文庫カバーでおちかが花嫁姿に …続きを読む2020年08月18日87人がナイス!しています