氷点(上)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年06月22日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784041003404
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氷点(上)

  • 著者 三浦 綾子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年06月22日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784041003404

人間の愛と赦しをテーマにした大ベストセラー!

妻・夏枝が逢い引きをしている隙に3歳の娘を殺害された辻口は、夏枝への復讐のために、密かに当の殺人犯の娘・陽子を養女にする……。 妻・夏枝が逢い引きをしている隙に3歳の娘を殺害された辻口は、夏枝への復讐のために、密かに当の殺人犯の娘・陽子を養女にする……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「氷点(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • もの凄い小説!『愛と罪と許しをテーマにした著者の代表作』とあるが、未だ上巻、それでも読み手に迫りくる圧力を感じる!病院長夫人の夏枝は美しく、夫の愛と子宝に恵まれていた。しかし若き医師と逢い引きしてる間 もの凄い小説!『愛と罪と許しをテーマにした著者の代表作』とあるが、未だ上巻、それでも読み手に迫りくる圧力を感じる!病院長夫人の夏枝は美しく、夫の愛と子宝に恵まれていた。しかし若き医師と逢い引きしてる間に愛娘が殺害される。夫は妻への復讐の為、獄中で自殺した犯人の娘を引き取り養子に迎える。何も知らない夏枝は陽子と名付け、喪った愛娘以上の愛情を注ぎ、陽子は天使のような性格で美しく育つ。やがて夫の復讐心からの行為を知った夏枝!『疑心暗鬼』という人間関係の悪魔が蠢き作品中で膨らむ不穏❗ヤバい予感しか、しない‼️🙇 …続きを読む
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  • 節制された活字で的確に伝わる感情、秋風に揺れる葦のような人の心を見事に描いている。不運(?)が重なり我が子を殺された親の悲しみの上に、おまけに猜疑心から招いた誤解は膨らんでやりどころのない憎しみを持って 節制された活字で的確に伝わる感情、秋風に揺れる葦のような人の心を見事に描いている。不運(?)が重なり我が子を殺された親の悲しみの上に、おまけに猜疑心から招いた誤解は膨らんでやりどころのない憎しみを持って一生を暮らす、そんな辛い生き方しか出来ない啓造と夏枝が哀れで居た堪れない。他の生き方があるとしたら、憎まない事。憎まない為にはどうするか。愛するしかないのではないかと思う2人であったが、体は付いて行けない。歯をくいしばって本音を隠して互いは追いつ追われつ…。下巻に続く。 …続きを読む
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  • 塩狩峠に続いて、三浦綾子さんの代表作を読んでみる。イキナリ怒涛の展開で動悸が止まらない…この状態で最後まで完走出来るのか?不安になる。ところがそんな不安は杞憂であった…もうグイグイ…酷暑日に飲むキンキン 塩狩峠に続いて、三浦綾子さんの代表作を読んでみる。イキナリ怒涛の展開で動悸が止まらない…この状態で最後まで完走出来るのか?不安になる。ところがそんな不安は杞憂であった…もうグイグイ…酷暑日に飲むキンキンに冷えた麦茶くらいグイグイ読み進めてしまう。面白い!ふと塩狩峠と比較してしまう…あれは割とキリスト教の美しい部分を描いたように感じたが、こっちは創作なのにより生々しく、作中の愛憎劇にこっちまで身悶えてしまう。特に自分は女心を解しないド阿呆なので、夏枝の心情に接する度に『マジか!?』と心の中で叫ぶのであった。 …続きを読む
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