海嶺(上)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041004326
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海嶺(上)

  • 著者 三浦 綾子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041004326

歴史に翻弄された男たちの数奇な運命!

天保3年(1832年)、知多半島から出航した千石船宝順丸が、遠州灘で難破する。岩松、久吉、音吉の3人は、1年2ヶ月後、奇跡的に北アメリカに漂着する。彼らには想像を超えた運命が待っていた。 天保3年(1832年)、知多半島から出航した千石船宝順丸が、遠州灘で難破する。岩松、久吉、音吉の3人は、1年2ヶ月後、奇跡的に北アメリカに漂着する。彼らには想像を超えた運命が待っていた。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「海嶺(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 実話をもとにしている物語なんですね。お米を運ぶ千石船の航海で激しい嵐にあった中で生き残った心優しい音吉、明るく前向きな久吉、頼れる岩松。遭難という壮絶さは不安や焦燥、恐れがあったことでしょう。奇跡的に 実話をもとにしている物語なんですね。お米を運ぶ千石船の航海で激しい嵐にあった中で生き残った心優しい音吉、明るく前向きな久吉、頼れる岩松。遭難という壮絶さは不安や焦燥、恐れがあったことでしょう。奇跡的に助かったとはいえ、まだ苛酷な運命が待っていそうです。この先どうなるのか。続きも読みます。 …続きを読む
    優希
    2016年02月17日
    92人がナイス!しています
  • 江戸時代の史実に基づいたお話。主人公音吉の乗った船が遭難した。その嵐の中に浮かぶ船の様子や、その窮地を乗り越えようとする船乗りたちの漂流物語が描かれている。ただ著者はクリスチャンという部分を勘案すると 江戸時代の史実に基づいたお話。主人公音吉の乗った船が遭難した。その嵐の中に浮かぶ船の様子や、その窮地を乗り越えようとする船乗りたちの漂流物語が描かれている。ただ著者はクリスチャンという部分を勘案すると、著者の作品の「塩狩峠」や「氷点」のように、物語の行く末よりも人の心に重点を置いた作品なのかもしれない。時代柄、伊勢湾地域を主に仕事をしてた船乗りたちに日本以外の世界地図の知識もなかっただろうし、さぞや不安と恐怖だったに違いない。ようやく助かるも更なる試練が待ち受けてそう。次巻へ。 …続きを読む
    レアル
    2016年09月20日
    69人がナイス!しています
  • 天保3年(1832)知多半島の熱田から、千石船の宝順丸が14人の乗組員を乗せて江戸に向かって出港した。しかし遠州灘で嵐に遭い遭難してしまう。1年2ヶ月もの間漂流して11人もの乗組員が壊血症で死亡する。そして1833年 天保3年(1832)知多半島の熱田から、千石船の宝順丸が14人の乗組員を乗せて江戸に向かって出港した。しかし遠州灘で嵐に遭い遭難してしまう。1年2ヶ月もの間漂流して11人もの乗組員が壊血症で死亡する。そして1833年末から34年初頭北アメリカのフラッタリー岬に生き残った音吉、久吉、岩松3人が奇跡的に漂着した。その頃故国日本では、天保の大飢饉が始まっており、この大飢饉が音吉たち自身の運命を大きく狂わしていく。運命に翻弄されながらも希望を持って生き抜いていく男たちの姿を描いる。 …続きを読む
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    2021年07月03日
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