雨と夢のあとに

雨と夢のあとに

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年04月08日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784048735957

雨と夢のあとに

  • 著者 柳 美里
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年04月08日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784048735957

12歳の少女の孤独、命のきらめき……。柳美里初の怪談小説。連続ドラマ化

発売同時に連続テレビドラマスタート! 12歳の少女が抱えた深い孤独、苛酷すぎる運命、そして命の輝き。現代の家族が抱える不安と揺らぎを、たぐいまれなストーリーと筆力で描いた話題必至の長編小説! 発売同時に連続テレビドラマスタート! 12歳の少女が抱えた深い孤独、苛酷すぎる運命、そして命の輝き。現代の家族が抱える不安と揺らぎを、たぐいまれなストーリーと筆力で描いた話題必至の長編小説!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「雨と夢のあとに」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 父親とお隣さんの暁子の死を分かっていながらの話なので怖がりの私は時々背筋がゾクッとなりました。3人で花火をしている時のゴキブリ出現からホラー色も段々と濃くなり暁子の死体発見時の文章一つ一つが頭の中で映 父親とお隣さんの暁子の死を分かっていながらの話なので怖がりの私は時々背筋がゾクッとなりました。3人で花火をしている時のゴキブリ出現からホラー色も段々と濃くなり暁子の死体発見時の文章一つ一つが頭の中で映像化され何とも気持ちの悪いものでした。就寝前に読了したので映像が頭の中に焼き付いて中々寝付け無かった(>_>)雨の小学生らしからぬ軽〜い喋り口調が引っ掛かっていたけど、だからこそ最後迄読めたのかも知れない。怖いもの見たさで読了した感じ。そして何よりも、あとがきが怖かったです~_~; 私はこういうのは苦手。 …続きを読む
    ほのぼの
    2017年06月02日
    16人がナイス!しています
  • 何とも独特の世界観。小学6年生の少女・雨の内声と客観的な視点と会話が絶え間なく移り変わるため、なんとなくふわふわとした曖昧な場所から物語を追っているような気がして、まさに夢の中の話のような印象を受けた 何とも独特の世界観。小学6年生の少女・雨の内声と客観的な視点と会話が絶え間なく移り変わるため、なんとなくふわふわとした曖昧な場所から物語を追っているような気がして、まさに夢の中の話のような印象を受けた。帯には『怪談』と書かれていたが、怪談という言葉がもつおどろおどろしさはなく(隣家の発見の場面は別の意味で怖すぎたが)むしろ優しさと哀しみに包まれたファンタジーのようだった。でも、12歳の少女を一人ぼっちにするなんて、実の母も、周囲の大人も、朝晴も、みんな身勝手すぎる。この後の雨がどうなったのかとても心配…。 …続きを読む
    きいたん
    2018年04月10日
    13人がナイス!しています
  • うーん...と頭を抱えたくなる感じ。大好きな父親とずっと一緒に居たかった。という切なさは良いけれど、グロテスクな表現と今時?の小学生のやりとりや話し方がどうにも嫌で読みにくかった。 うーん...と頭を抱えたくなる感じ。大好きな父親とずっと一緒に居たかった。という切なさは良いけれど、グロテスクな表現と今時?の小学生のやりとりや話し方がどうにも嫌で読みにくかった。
    スノーシェルター
    2015年12月09日
    13人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品