雨と夢のあとに

雨と夢のあとに

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043437085
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雨と夢のあとに

  • 著者 柳 美里
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043437085

著者初のファンタジック・ホラー

カメラマンの父と二人で暮らしていた12歳の少女・雨だったが、ふとしたことで自身の出生の謎を知ってしまう。その後も驚きの事実が明らかになり……現代の家族が抱える不安と揺らぎを描いた長編小説。 カメラマンの父と二人で暮らしていた12歳の少女・雨だったが、ふとしたことで自身の出生の謎を知ってしまう。その後も驚きの事実が明らかになり……現代の家族が抱える不安と揺らぎを描いた長編小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「雨と夢のあとに」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 夫からバトンのように渡された。ふたりでキャラメルボックスの舞台の方を先にDVDで観て、原作が読みたくなった作品。感想はイマイチ。 舞台は、ちゃんとキャラメルボックステイストに仕上がっていて。雨役の福田麻由 夫からバトンのように渡された。ふたりでキャラメルボックスの舞台の方を先にDVDで観て、原作が読みたくなった作品。感想はイマイチ。 舞台は、ちゃんとキャラメルボックステイストに仕上がっていて。雨役の福田麻由子ちゃんもすごく良くて。いい作品だったんだけどな。 柳美里さんは初読。1作だけじゃわからないけど、好きな部分も感じたけど、やっぱり合わないかな。 キャラメルボックスの舞台にはない絶望感、孤独感。そういうもの、嫌いではないけどなんだか肌に合わないと感じた。 …続きを読む
    オリーブ子
    2016年12月19日
    77人がナイス!しています
  • 物語の展開は読めていたけど、それぞれの思いが・・・切なくて。遣り残した頃、思いを遺したまま去る辛さ。雨の音に混じって心の忍び泣きが聞こえる感じ。朝晴、雨・・・キレイナ名前なのになぜか寂しさも含んでいる 物語の展開は読めていたけど、それぞれの思いが・・・切なくて。遣り残した頃、思いを遺したまま去る辛さ。雨の音に混じって心の忍び泣きが聞こえる感じ。朝晴、雨・・・キレイナ名前なのになぜか寂しさも含んでいる。柳さんの作品は初読みだけど、文字に色や音をのせて人の気持ちを感じさせる人のような気がした。雨が小学生らしくなくて・・・とても大人びているから・・・。そういう子ほど、たくさんの物を抱えてしまって誰にも持ってもらわないで一人で心の箱に押し込めちゃうのかもしれないな・・・。作品の中の写真が気に入った。 …続きを読む
    あつひめ
    2012年02月19日
    40人がナイス!しています
  • 昔見たドラマ版が好きだったので、何年も経ってしまったけど原作を読むことに。 柳美里さんは初読み。今作だけかもしれないけど、面白い文体だなと思った。主人公 雨の独白で進んでいくが、雨が頭の中で考えているこ 昔見たドラマ版が好きだったので、何年も経ってしまったけど原作を読むことに。 柳美里さんは初読み。今作だけかもしれないけど、面白い文体だなと思った。主人公 雨の独白で進んでいくが、雨が頭の中で考えていることをそのまま書いているような感じで、話があっちに行ったり、こっちに行ったりちょっと落ち着かない。最初は読みづらいけれど、これが雨の性格なのかなと思うと可愛い。ストーリーは終始不穏な空気で、雨のことを思うと本当に切なくて、読み進めるのが辛いほど。最後、朝早くから出かけて観覧車に乗るシーンは思わず涙でした。 …続きを読む
    Ririko
    2018年06月18日
    9人がナイス!しています

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