家族の標本

家族の標本

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784043437023
label

家族の標本

  • 著者 柳 美里
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784043437023
家族ってなんだろう。社会の最小単位、万人のルーツでもある家族という名の病とぶつかり合い。それでも、今そこにある人々の心。淡々とした語りかけが深い共感を呼ぶ、芥川賞作家によるエッセイ集。 家族ってなんだろう。社会の最小単位、万人のルーツでもある家族という名の病とぶつかり合い。それでも、今そこにある人々の心。淡々とした語りかけが深い共感を呼ぶ、芥川賞作家によるエッセイ集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「家族の標本」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【図書館の本】この本はフィクションなのかノンフィクションなのかと何度も読んでいる最中に思っては、「プロローグ」に書いてあるだろうと最初のページをめくってみたが、そんなものは見つからなかった。その答えは 【図書館の本】この本はフィクションなのかノンフィクションなのかと何度も読んでいる最中に思っては、「プロローグ」に書いてあるだろうと最初のページをめくってみたが、そんなものは見つからなかった。その答えは最後になってようやくわかったのであるが。そして、最後の方になって、「私」という主格がナラティブに出始めて僕は何とも不思議な気持ちにさえなった。 …続きを読む
    寛生
    2013年10月25日
    26人がナイス!しています
  • 柳美里ハマり時代に 柳美里ハマり時代に
    BB
    1970年01月01日
    6人がナイス!しています
  • 柳美里にとって「家族」という似非共同体ほどイタイものはなかったのだろう。作家とは文章をつむぐことでみずからのアイデンティティを編成=変成していくひとのことだ、だから彼女も家族を蒐集し、家族を編みあげる 柳美里にとって「家族」という似非共同体ほどイタイものはなかったのだろう。作家とは文章をつむぐことでみずからのアイデンティティを編成=変成していくひとのことだ、だから彼女も家族を蒐集し、家族を編みあげることで彼女自身のあらたな作家主体へと切断=生成していこうとしたに違いない。成否はともかくとして …続きを読む
    あなた
    2009年07月14日
    5人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品