青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年06月17日
判型:
文庫判
ページ数:
480
ISBN:
9784041161234

青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

  • 著者 宮部 みゆき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年06月17日
判型:
文庫判
ページ数:
480
ISBN:
9784041161234

おちか、ついに母となる。宮部みゆきのライフワーク、待望の第九弾!

洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、決して外には漏らされない――。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した、宮部みゆき流の人情怪談! 洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、決して外には漏らされない――。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した、宮部みゆき流の人情怪談!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ


第一話 青瓜不動
第二話 だんだん人形
第三話 自在の筆
第四話 針雨の里

特別収録 面影鬼 三島屋変調百物語 続之幕間

解説にかえて 宮本福助

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「青瓜不動 三島屋変調百物語九之続」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

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    HaruNuevo
    2025年06月23日
    31人がナイス!しています
  • やっと文庫化されたので真っ先に購入📖おちかさんが出産する際に富次郎が見た、頭が人で身体が大百足の妖怪に襲われる不思議な夢。うりんぼを1つ残らず助けて、大百足を退治したから、おちかさんは無事に小梅ちゃんを やっと文庫化されたので真っ先に購入📖おちかさんが出産する際に富次郎が見た、頭が人で身体が大百足の妖怪に襲われる不思議な夢。うりんぼを1つ残らず助けて、大百足を退治したから、おちかさんは無事に小梅ちゃんを授かれたのかな👶『だんだん人形』のおびんちゃんが役目を終えて粉々になり、大好きな勇さんの元に旅立つ話はじんわり😭絵を描くことに対する富次郎の葛藤は『針雨の里』の語りで晴れたんだね。これからの富次郎の成長も楽しみ。巻末の『解説にかえて』はイラストになっていて新鮮だった✨️ …続きを読む
    ぶぅすけ
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  • 図書館で予約当時は252番目で、やっと41番目まで来たぞ!って時に文庫発売で本書を買いました。毎回読むのが待ち遠しくて楽しみにしながらも、よくこんなお話を考えられるな!と感心しきり。本作では特に『針雨の里 図書館で予約当時は252番目で、やっと41番目まで来たぞ!って時に文庫発売で本書を買いました。毎回読むのが待ち遠しくて楽しみにしながらも、よくこんなお話を考えられるな!と感心しきり。本作では特に『針雨の里』。わりと早い段階からもしや?と疑ってたけれど、どう描くのか?って宮部氏の手腕にもワクワク。あっぱれでした!しかしながら本書で急に小旦那さんの行き先が指し示されたのでシリーズの先行きに不安が。。終わらないで~ …続きを読む
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    2025年06月30日
    16人がナイス!しています

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