千夜千冊エディション 読書の裏側

千夜千冊エディション 読書の裏側

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年07月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784044007041
label

千夜千冊エディション 読書の裏側

  • 著者 松岡 正剛
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年07月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784044007041

書物に携わるすべての「修羅たち」に捧ぐ

本は書かれるだけじゃない。読まれるだけでもない。創られるものだ。書物を愛し、膨大な英知を逍遥してきた松岡正剛が、本のさらに向こう側へと突き進む。
編集、造本、活字、挿絵、写真、翻訳、校正、装幀、組版、製本、書店、本棚、書評、選書……。この、愛しき本の修羅たちよ!
一冊の本が作られて読まれる、その「裏側」まで覗き見て、書物を深く深く愛する術を語りつくす。書物を愛するすべての人に捧ぐ、究極の「愛書術」。
本は書かれるだけじゃない。読まれるだけでもない。創られるものだ。書物を愛し、膨大な英知を逍遥してきた松岡正剛が、本のさらに向こう側へと突き進む。
編集、造本、活字、挿絵、写真、翻訳、校正、装幀、組版、製本、書店、本棚、書評、選書……。この、愛しき本の修羅たちよ!
一冊の本が作られて読まれる、その「裏側」まで覗き見て、書物を深く深く愛する術を語りつくす。書物を愛するすべての人に捧ぐ、究極の「愛書術」。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

一章 配剤を読む
青木正児『華国趣味』
松原秀一『中世の説話』
渡辺一夫『曲説フランス文学』
西脇順三郎『雑談の夜明け』
ベンチョン・ユー『神々の猿』
田中正明『ボドニ物語』
正木香子『文字の食卓』
マイケル・ディルダ『本から引き出された本』

二章 暗示と修羅を読む
石田幹之助『長安の春』
林達夫・久野収『思想のドラマトゥルギー』
花田清輝『もう一つの修羅』
四方田犬彦『月島物語』
鳥越信編『日本の絵本史』
横山真砂子ほか編『人生ではじめて出会う絵本100』
ジャック・ザイブス『おとぎ話が神話になるとき』
ハンフリー・ジェニングズ『パンディモニアム』

三章 本の企図を読む
ニコラス・キャロライズ他『百禁書』
吉野孝雄『宮武外骨』
寺島珠雄『南天堂』
松原一枝『改造社と山本実彦』
菊池寛『真珠夫人』
内堀弘『ボン書店の幻』
A・スコット・バーグ『名編集者パーキンズ』
竹田篤司『明治人の教養』
寺田博編『時代を創った編集者101』
小林祥一郎『死ぬまで編集者気分』

四章 本棚を読む
シルヴィア・ビーチ『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』
須賀敦子『コルシア書店の仲間たち』
リン・ティルマン『ブックストア』
ヘンリー・ペトロフスキー『本棚の歴史』
佐野衛『書店の棚 本の気配』
内澤旬子『センセイの書斎』
草森紳一『本が崩れる』

五章 もう一度、読む
ウィスタン・オーデン『オーデン・わが読書』
朝日新聞学芸部編『読みなおす一冊』
ピート・スフリューデルス『ペーパーバック大全』
池谷伊佐夫『書物の達人』
門谷建蔵『岩波文庫の赤帯を読む』
越川芳明・沼野充義・野谷文昭・柴田元幸・野崎歓編『世界×現在×文学 作家ファイル』
柿沼瑛子・栗原知代編著『耽美小説・ゲイ文学ブックガイド』
宮崎哲弥『新書365冊』
岡野宏文・豊崎由美 『百年の誤読』
斎藤美奈子『本の本』

同じシリーズの作品

「千夜千冊エディション 読書の裏側」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 松岡さんの千夜千冊の最新版で「読書の裏側」ということで本がどのようにして書かれているのかについての本について考察をされています。全体で5章構成でとくに3章以下が楽しめました。第三章では「本の企画を読む」 松岡さんの千夜千冊の最新版で「読書の裏側」ということで本がどのようにして書かれているのかについての本について考察をされています。全体で5章構成でとくに3章以下が楽しめました。第三章では「本の企画を読む」では「時代をつくった編集者101」が印象深いものでした。第四章の「本棚を読む」では私も既読の本が多く松岡さんに比べると読みこみ方の貧弱さが明らかになりました。第五章では「岩波文庫の赤帯を読む」が面白い分類法をしていました。 …続きを読む
    KAZOO
    2022年07月30日
    82人がナイス!しています
  • 図書館本。1冊目が青木正児『華国風味』。著者は青木正児について<青木正児を読むのがおもしろいのは、なんといっても扱う題材と文体のせいである。水墨山水の石濤に関する文章なんて、たまらない。一字一句が、一 図書館本。1冊目が青木正児『華国風味』。著者は青木正児について<青木正児を読むのがおもしろいのは、なんといっても扱う題材と文体のせいである。水墨山水の石濤に関する文章なんて、たまらない。一字一句が、一行一行が格別の風味をもっていた>とあり読みたくなりました。また、寺島珠雄『南天堂』、一階が書店、二階が飲み食いできる喫茶を含むフランス料理部があったというのも面白いのですが、それを営んでいたのが松岡虎王麿という名前の人というのも凄い(トラオウマロとよむ。本名で父親も寅男麿と書いて、トラオマロとよむ)(続く …続きを読む
    緋莢
    2024年04月07日
    18人がナイス!しています
  • 言いたいことをいろいろと言っている書評風エッセイ本。ふうむ、なるほど、とはいってもねぇ…と感得するような本でした。選ぶ本、選んだ本の読後感は人それぞれだし。 言いたいことをいろいろと言っている書評風エッセイ本。ふうむ、なるほど、とはいってもねぇ…と感得するような本でした。選ぶ本、選んだ本の読後感は人それぞれだし。
    古本虫がさまよう
    2022年10月15日
    6人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品